2023/03/21
更新
宙船
そらふね
SHIP IN THE AIR
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2006.07.08
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作詞
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作曲
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編曲 (Ver.)
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中島みゆき
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中島みゆき
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瀬尾一三・中村哲 (1)
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□ MUSICIANS
●『ララバイSINGER』
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Drums |
Denny Fongheiser |
E. Bass |
Neil Stubenhaus |
A. Piano |
Jon Gilutin |
E. Guitar & Solo |
Michael Thompson |
Keyboards |
小林信吾 |
Programming |
小林信吾, 浦田恵司 |
Back Up Vocals |
Julia, Maxine & Oren Waters |
Sax & Solo |
中村哲 |
Trombone |
清岡太郎 |
Trumpet |
佐久間勲 |
Violin |
弦一徹, 永田真希, 門脇大輔, クラッシャー木村, 金子芳子, 藤田弥生 |
Engineer |
David Thoener |
Assistant |
Wesley Seidman at Ocean Way Recording |
Add. Engineer |
加藤謙吾 |
Assistant |
寺尾修一郎 at Epicurus Studios |
Mix |
David Thoener |
Assistatant |
寺尾修一郎 at Epicurus Studios |
□ MEMO
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ジャニーズ事務所所属の5人組アルドルバンド“TOKIO(トキオ)”が唄った日本テレビ系土曜ドラマ「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(2006年7月8日〜9月16日放送)の主題歌。ドラマの人気とともにこの曲が収められたTOKIOのシングルはロングヒットとなり、初めてジャニーズ系のタレントに楽曲を提供した中島みゆきは、この作品で「第48回 日本レコード大賞」の“作詩賞”を受賞した。2006年11月22日発売のアルバム『ララバイSINGER』でセルフカバーしているが、もともとこのアルバムの為に用意していた曲。TOKIOが受取ったデモテープの“仮歌”はコーラスの宮下文一が担当していたため、レコーディング前にTOKIOのメンバーは中島の唄声は聴いていない。 |
□ INTERVIEW
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【田家秀樹 × 中島みゆき】
(bayfm「J-POP MAGAZINE」2006年11月11日O.A.)
その(楽曲提供の依頼を)頂いた時期が、もうあたしアルバムの準備に入ってた時期で、“いや、それはちょっと時間的に無理かも” って話して。“あるとしたら、私が今、アルバムに用意してる曲しかないですけど” って言ったとき、“そんでも良いです!”。
“いや、私のアルバム用の曲って、TOKIOさんの今までアルバムにあるようなタイプの曲と若干違うと思うんですけど...どうでしょう?” って言ったら、“いや良いです” って。
プロデューサーの方が、なかなか冒険的な方だったんですね(笑)。
なんで、“一応、お渡ししますけれども、何でしたら、よく考えてくださいね”、ちゅうことで。そしたら面白がってやって下さったんですけども。
そういう訳で、あたしアルバム用として既に書いてた曲なんです。ただ、TOKIOさんのレコーディングにも関わるということなんで、音域上ね。ちょっと上げたり下げたりとか。そういう小直しはありますけれども。だから、もう基本形はあっての上のことですね。
『宙船(そらふね)』という単語は、もともと無いですから。こじつけ
【中島みゆき】
(「WHAT’s IN?」2006年12月号)
〈宙船(そらふね)〉に関しては、TOKIOの皆さんに歌唱指導的なことはいっさいしていないです。立ち会ってもいないのです。それぞれ自分なりに解釈して歌い込める方々ですから。“私の歌い方はこうです”と、それを口真似させたくなかったのもあって。デモ・テープも私じゃなくて、いつも私のコーラスをやってもらっている方とかに、あまりクセをつけずに歌ってもらったのをお渡しして。“あとはそちら様のクセでどうぞ”ということで。だから楽しみでしたね、仕上がりが。もちろん、他人が歌うんですから、“私だったらそうは歌わない”というのも当然出てくるわけですけど、でもそれは自分でやればいいことですし........。違って当然なので、今作で私が〈宙船(そらふね)〉を歌ってますが、決して“TOKIOさんにこう歌ってほしかった”ということではないですからね(笑)。
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□ REVIEW
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早口のメロディ、字あまりの歌詞など、かつて“女・吉田拓郎”とも呼ばれた頃を彷佛とさせる中島みゆき得意の男歌。昨今、世間を騒がせている企業買収や格差社会などを唄っているようにも聴こえる。
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