「シンガーソングライターの織田さんだもの、曲先だったけれど、詞を渡してから更に曲を直すに違いないとふんでいた。案の定、見事に予想を超えた歌に仕上がってきた。こういうのって、スリリング。」(中島みゆき)
吉田「曲を先に作って、中島みゆきさんに渡して、歌詞を書いてもらわれたということなんですが。歌詞をもらってから、曲を直されたというのは、これホントの話なんですか?」
織田「ハッハッハ。ごめんなさい。これもね。みゆきさんに、そう言われて、“あれっ?オレ、変えたつもりないんだけど”って(笑)。いや、たぶん、だから、仮歌..結構、オレ、適当なんですよ。あの、歌入れのときに、“こうの方が気持ちいいや”というのを、あんまり厳密に、その譜面...作ったときにガチガチに決めないで、言葉のノリで、その時で決めちゃうということが多くて。あんまり、自分としては、変えたつもりはないんだけど...」
吉田「えー、いま、詞を見させていただいたんですけど、まぁ、みんなで、“中島みゆきさんっぽくないねぇ”っていう感じですけど。これは、織田さんとしては、どういう受け止め方されたんですか?」
織田「あのー、曲が...今回、何曲か渡して。イメージが浮かぶのあったら、是非、書いてくださいって。それが無かったら、諦めます。ということで、聴いてもらった中で、“この曲、書きたい”って言われて、ちょっと、まあ、意外だったんですよ。だから、そういう意味じゃあ、やっぱり、全体として、曲調として、あんまりね、みゆきさんぽくないかもしれないけど、詞だけ見ると、なかなか、やっぱり、さすが、みゆきさん」(吉田照美×織田哲郎/文化放送「吉田照美 飛べ!サルバドール」2013年10月24日 O.A.)
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