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2007/05/02 (Wed)
◆「朝日新聞」
(2007年5月2日付/朝日新聞東京本社)
...映画のタイトルにテレビの字幕・歌詞…「英語交じり文」増殖中/新鮮さ失った外来語と入れ替わる最近、日本語の中で英語をそのままアルファベットで表記する「日英混交文」が映画の題名やテレビのテロップなどで目立ってきた現象を、4人の専門家の意見をもとに検証。「日英混交文」の命名者で国立国語研究所・情報資料部門文献情報グループ長の伊藤雅光さんは松任谷由実と中島みゆきの歌詞の中で、外来語と外国語がどのように使われているかを計量言語学の手法で分析。2人共に80年代後半から外国語の割合が増えているが、70年代からすでに外国語を多く使っていた松任谷由美はその先駆者と位置づけている。松任谷由実と中島みゆきは写真で紹介されている。
【執筆】白石明彦(編集委員)
【白黒|270*232|写真3(1)|文化21面】★★