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14 |
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みゆきと直接交渉 |
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亀渕
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「あっ、皆さん知らないことがあるの。たぶんね、12年前に、みゆきさんの番組始まった時は、僕がオールナイトニッポンのプロデューサーやってたんですよ」
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中島
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「あら、そうでしたっけ?」
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亀渕
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「それで、みゆきさん口説きに行ったの知ってる?僕まだハッキリ憶えてるもん。あん時、ヤマハから怒られたから。とにかく、終わった後、コテンパンに(笑)。僕が大阪の毎日放送の、あんたやってた。面白かったの本当に」
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中島
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「そうだったの」
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亀渕
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「こんな面白い人はいないと。“あの変な歌、唄ってるお姉ちゃんが、これなのか?”ってホントに僕は(笑)。真面目な話。“ウソだ!”と。“これじゃジキルとハイドじゃないか、おまえ”ってね。でも、絶対面白いって。絶対にオールナイトニッポンやってもらいたいと思って行ったの。憶えてるかどうか。お友達の紹介で事務所で会ったの。で、“みゆきさん、とにかくオールナイトニッポン出てください”ったら“いいわよ”って、あなた言ったんだよね?」
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中島
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「うん」
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亀渕
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「ったら、“バンザーイ”って放送局帰った。“みゆきさん出てくれたぞー”って言ったら、次の日、ヤマハから事務所通さないから、コテンパンに怒られたの。“何てことするんですか、あなたは!”ってね」
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中島
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「ハハハ」
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亀渕
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「俺、始末書、書いちゃった。“ごめんなさい”って。“これからはしません”だって(笑)。でも、しちまったもん、こっちのもんだよね。それは」
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中島
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「そうだよね。で、また25年で、“また何てことしてくれるんですか”って」
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亀渕
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「そうだよ。今日も始末書?僕また?頼みますよ」
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中島
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「いっつもこれなんだから」
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亀渕
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「今日は川上さん聴いてないと思うけど、頼みますよ、だからもう」
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中島
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「ハハハ。また、うちのスタッフ、バリュウム飲んじゃうんだから。これで(笑)」
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