【トーク】中島みゆき“女歌・男歌・心守歌”【NHK-FM】

2023/02/27 更新

【2000年代】

♪：楽曲　 ◆：トーク　 ●：ＭＣほか　 □：ＣＭ　＊：不明　

Tr.	Title		Time
06	●	女歌と男歌	03:19
田家		「．．．実はこの“女歌”という言葉ですね、いまの『しあわせ芝居』も女歌のジャンルに入ると思いますが。みゆきさんが86年に小説を出しましたね、その時のタイトルが“女歌”という小説だったわけです。で、そのインタビューの中で“何でこの小説集のタイトルが女歌なんですか？”と聞いたことがあったんです。そしたら彼女はですね、“70年代に、山崎ハコは女歌、中島みゆきは男歌と言われたことがある”というふうに言ってたんですね。そのことがずっと引っ掛かっていて。ま、言葉を代えればトラウマになっていて、女歌という言葉を使いたかったというふうに言ったんですね。ああ、アーティストっていうのは、そんなふうに一度言われたことを．．．ま、これは誰が言ったか僕は憶えてないんですけど、どっかの新聞なんかでそう書かれたんでしょうね。．．それが10年ぐらい経ってですね、こんなふうに出てくるのかと思ってちょっと、ある種、恐くなったということもあったんですけども．．．」

中島みゆきの現在と未来を探る特別番組。番組は二部構成で、前半は中島みゆきが他のアーティストに提供した作品を聴きながら中島みゆきの軌跡をたどり、後半は中島みゆき本人をゲストに迎え、ニューアルバム『心守歌』について聴いた。