Tr. |
Title |
Time |
45 |
◆ |
しゃべる咽と唄う咽 |
02:05 |
上柳
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「さっきもお話していた、咽を、しゃべる時の咽と唄う時の咽の使い方っていうのが、“ああ、それほど違うのか”っていう風に思いますね」
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中島
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「私も、結構、不用心に咽使ってきたんですけれどもね。コンサートツアーで完璧に潰したことがありましてですね。声出そうと思ったら“スーッ”って息しか出なかった、大変、松山の方々にはご迷惑をおかけしてしまったこととかあって、咽の先生、お医者さんにかかったときに、しこたま注意されて叱られましてね。それまでにも注意はされてたんですけど、“あなた全然守ってないでしょう?”って、“唄った後に冷たい物また飲んだでしょう?”─“だって咽乾いたんだも〜ん”─“唄い終わった後では、しゃべったでしょう?大声で”─“だって打ち上げに行ったら、みんなとご飯食べると人数多いから向こうの席の人に大きな声で呼んだの..”」
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上柳
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「あんまりやんなくていいです。高い声で」
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中島
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「ああ、そうですね。“部屋帰って黙ってなさい”って言われましてですね」
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上柳
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「うわあ。つまんない人生になっちゃいますね。それね」
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中島
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「それ以来、潰さなくなったんですよ。唄う時の咽の筋肉開けちゃうのと、しゃべる時の張る咽って使い方、真反対なんですよね。だから、それを混ぜてやると咽開けっ放しの状態でしゃべる、張るっていうのをやると咽の筋肉傷めちゃうんですよね。いままで知らなかったんですけどもね。で、ましてや、今回、夜会、楽曲数がとてつもなく多いもんですからね、今ちょっと“どうしましょう?”って感じなんで、すいません、こんな声になってます」
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