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13 |
◆ |
中島みゆきの足跡/HBCでアルバイト |
02:15 |
中島
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「私が知らないうちに出たんですね。この最初のレコードっていうの」
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MC
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「最初のレコードというと『アザミ嬢のララバイ』ということになる訳なんですが」
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中島
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「ええ。あのー、某コンテストに出た曲。参加曲という格好でね。あのー、私本人は別に、御挨拶とかね。“華々しくデビュー!”とか一切無しでね。皿だけ出て、“本人来なくて良いから”っていうことで。ジャケットもイラストでして」
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MC
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「それが一番良いという噂も世の中には...そんな事は無いんでありますけども...」
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中島
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「その頃、私は、まだ北海道でアルバイト生活してましてね。HBCで電話取ったりしてました」
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MC
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「そうすると、その頃、中島みゆきさんと電話で直に話をした人がある訳でありますね?」
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中島
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「“はい。こちらHBCです。ご住所とお名前、リクエスト曲をどうぞ”とか、こういうことでやっておりまして。その頃のディレクターが今日もディレクターやってましてね」
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MC
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「大変な方です。あの方は」
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中島
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「飯田さん、バンザーイ!」
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MC
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「その頃、電話受けのアルバイトっていうのは、だいたいどれぐらい貰ってたんですか?アルバイト料っていうのは?」
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中島
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「いくらだったかなぁー。あの、何て言うんでしょう。一回やっていくらみたいなの。回数で数えていくんだよね。あのー、日銭なんですよね。だから出た数で出てきますんで、いくらだったか、細かい数字は...」
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MC
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「憶えて無いってことは、いかに安かったかと」
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中島
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「いろんなバイトを掛け持ってましたんでね」
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MC
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「なるほど。なるほど」
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中島
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「あまり印象的に高くは無かったですね(笑)」
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MC
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「なるほどね。HBCとしても善処致したいと思います。とにかく、レコード歌手をこき使っていたという放送局でありますから、大変なもんでありますが...」
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