Tr. |
Title |
Time |
09 |
◆ |
お互いの性格 |
01:54 |
松任谷
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「いや、でもねえ。自分は意識して無いのかもしれないけれども。“待つ”という事が、すごい平気な人な気がするの。いや、趣味が」
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中島
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「ふむ...」
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松任谷
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「意識して無いからできるんだろうけど。じっとしてる事が平気な。“面倒臭い”って言ってるけど。私はダメなのね(笑)」
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中島
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「アハハハハ」
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松任谷
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「もう、いっつも攻撃してたりさ。何かワーッとやってないとね、精神状態が良く無いの。で、前も言われたじゃない?“どうして、そうなに頑張るの?”とか“見てると可哀想になっちゃう”とか。でも、そういうタチだからしょうがないんだよね。私なんかの場合」
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中島
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「根っからなのかな。こういうのは。生まれつきそうなのだろうか」
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松任谷
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「北の人だからさ。冬の間はこもってるとか、そういうのない?」
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中島
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「いや。冬でもねえ。それこそ、あんのよ。喜んで庭駆け回るのと、コタツにどうしてもいたいのと。居るのよ、やっぱり。北国でも」
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松任谷
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「コタツにどうしても居たい?」
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中島
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「居るのよ。“庭駆け回る?冗談じゃないわよ”ってな感じなの(笑)」
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松任谷
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「北国でも2種類?」
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中島
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「居るのよ」
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松任谷
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「私もさ。無人島みたいな所に居たことあるんだけどさ。一週間ぐらい。するとさ。ダメなの」
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中島
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「庭駆け回るネタを探すんでしょう?(笑)」
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松任谷
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「南行っても、北行っても、そうだね。きっと」
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中島
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「私なんか、たぶん、無人島へ行って、魚の群れが沖を泳いでんの見えたらさ。一匹ぐらい間違って、ここへ打ち上げられてこないだろうかと思って待ってんだろうね(笑)。寝そべって。捕りには行かないだろうね」
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松任谷
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「そういう所へいってボケーっとできる人?」
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中島
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「目開いたまま寝てるだろうね。たぶん」
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松任谷
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「わかる、わかる。そんな感じ」
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