Tr. |
Title |
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01 |
◆ |
中島みゆきからスイカの差入れ |
02:41 |
中島
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「こんばんは(低い声で)」
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谷山
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「ちょっと怖いから。もう深夜も深夜だから。聴いてる人が怖くて眠れなくなるといけないから」
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中島
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「そう?(低い声で)。ハハハハハッ。(声のトーンを)下げて言うと暗くなるんでさ。私」
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谷山
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「ああ、判るように気がしますけどね。どうしたんですか。突然のように」
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中島
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「寝そびれたんです(笑)」
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谷山
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「寝そびれた?(笑)。追い出されてきたとか?家を」
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中島
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「私、昨日からずっと徹夜してるんだよね」
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谷山
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「昨日から?」
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中島
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「うん。徹夜しててさ。昼、寝るはずだったんだけど寝そびれちまってさ。夜になったから寝れると思ったら、夜になったら当然起きる時間でな。寝そびれちまったから、ラジオでも聴くかと思ったらとんでもない声が出てきて。そしたら、お前ェでさ。また、目が覚めちまったもんでね」
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谷山
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「うん。会いに来てくれだんだね」
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中島
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「そう言えば。ホラ、ずーっと前に、浩子がゲストに来てもらった時に会ったじゃない?」
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谷山
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「うん。会った。会った」
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中島
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「それっきり。私、一回しか来てないもんね」
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谷山
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「うん」
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中島
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「やっぱり、ホラ、“忘れた頃にやってくる”という感じで」
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谷山
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「ホントに忘れた頃にきたね。よく見ないとわかんなかったもん」
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中島
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「スイカ、せっかく持ってきたのに、ひと切れまで言うことないんだよ(笑)」
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谷山
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「ごめんね。言っちゃいけなかったよね」
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中島
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「ああいうものは、しかし、多めに多めに言うもんなのよ。電波に乗せるときは(笑)」
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谷山
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「でも、もう食べちゃったもんね。あっという間でしたね」
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中島
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「あれ、一口で食うかと思ったけども、結構、難儀して食ってたね」
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谷山
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「うん。やっぱ上品な..ホラ、口が小っちゃいじゃない」
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中島
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「・・・・・・」
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谷山
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「ん?」
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中島
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「ん?」
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谷山
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「何?..ホラ、口が小っちゃくて上品じゃない」
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中島
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「ん?」
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谷山
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「口が小さいからちょっとぐらいずつしか入らないわけ。口の中がちょっとしかない、お姫様みたいなのよ。昔のね」
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中島
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「フフフ。オホホホッ。あれがか?種まで食らう勢いで(笑)」
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谷山
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「すいませんね(笑)。おいしかった。でも、北海道の人には珍しいんでしょうね。スイカってね」
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中島
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「いや。普通ですよ」
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谷山
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「ありますか?」
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中島
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「わりと」
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谷山
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「あるの。ホントに?」
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中島
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「ええ」
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谷山
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「マジに?普通に果物屋さんの店頭に、こういう風に飾っているわけ?」
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中島
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「北海道じゃ魚屋の店頭に売ってんのか?あんなもの(笑)」
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谷山
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「北海道は寒い所だから、やっぱり、何か、セロハンかけてリポンか何かに包んでさ。1個1000円ぐらいで売ってるのかなぁとか思ったりするのよ」
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中島
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「今は、何でもあんのね。この季節な。冬にスイカでも買えるしさ。今のうちに冬の魚でも買えるだろ?」
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谷山
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「うん。冬の魚とかわかんないからね。あんまり言わないでくれる(笑)」
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中島
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「うん。言ってみただけ(笑)」
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谷山
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「すいません」
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