| 中島みゆきスペシャル・青春の季節（４） |
| 第四夜「楽」─新たなスタート |
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放送局
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NHK-FM
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提 供
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？
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放送日
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1988年4月2日（土）
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時 間
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23:00-23:50（53:35）
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司 会
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中島みゆき
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出 演
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♪：楽曲
◆：トーク
●：ＭＣほか
□：ＣＭ
＊：不明
| Tr. |
Title |
Time |
| 17 |
◆ |
みゆきの“ひねた”楽しみ |
03:33 |
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中島
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「“中島みゆきのひねた楽しみ”。結構な企画ですけどね（笑）。これは、例えばねえ。取材とか。人に会ったりする時にね。時々、やらかすんですけれども。“キライだ”と思うタイプの人っていうのも、やっぱりあるわけよ。何かキライだ。つまーんない。聞いてる話がさ、気に入らない。そういう場合ですね。一応、返事だけ。空返事だけ、“ハーイ”“そうですねえ”“ハァ”“かもね”とか、適当に言ってるわけですけど、実は何をしてるかっていうと、インタビュアーの口癖を数えてる。これですね。“ね＝51回”“ね＝52回”“ね＝53回”“ね＝54回”“ね、が多いな”。と、こういう事、やってるわけですね（笑）。すいません。もしかすると私のしゃべってる間も数えてる人いる？前に数えられた事あったけど。“な”とか、“ね”が多い、だったかな。“えーと”ていうのも多いって言われたことある。
それとかね。私のひねた楽しみと言うとね。コンサートのときね。自分もよく間違えるからなんだけども。そりゃ、私だけじゃない。メンバーも間違えるわよね。そのメンバーが間違ったときのごまかしっぷりをさりげなく見守る。これが楽しいですね。何つーたって。いろんな街に行ってコンサートやるから。その日、その日、ちょっとずつね。ノリとかね。雰囲気とか。何となく、あれは、変わるけれども。ハッキリ間違うって場合もやっぱりあるわけね（笑）。今の、コレ、明らかに間違った。でも、プロフェッショナルの方々はですね。その場で間違ったという顔はさすがにしないわけですね。ベースなんかでも。ドンときて。“あっ違った音が出ちった”という場合は、そこから即座に音を持ち上げていく。ウ〜ンと上げるわけですね。で、“俺は間違ってはいなかった”という顔をする。これをさりげなく他のメンバーとともにチラッと見守る。これが楽しみですね。中島みゆきのひねた楽しみ。あっ、まだある。で、ステージの上っていうとね。ミュージシャンは楽しめるわよ。ホントに歩くおもちゃ（笑）。ソロ。ギタリスト。ハッキリ言ってギタリストが前の方に行ってソロ弾いてるのね。いちばん目立つとこ。もうホント、ヴォーカルより目立たないで欲しいわってぐらいに、いちばん目立つときにですね。弾き終わってクリッと振り向いたときのその表情見るのが、私には楽しみであります。これは客席のあーたには見えましぇん。“あーホッとした”なんていうこの顔がですね。何とも言えずかわいらしいものがあるわけであります（笑）」
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アルバム『中島みゆき』をリリースした中島みゆきが４日連続でＤＪを担当した特別番組。「喜怒哀楽」をシリーズテーマに、別れと旅立ちの季節をすごす若者たちへのメッセージを放送。第４夜は「“楽”─新たなスタート」。1988年3月25日（金）放送予定であったが、上海列車事故関連の報道特別番組の為、1988年4月2日（土）に放送日を変更。
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