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15 |
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【ハガキ】ミュージシャンの訓練法 |
02:39 |
中島
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「訓練たって、私、音楽学校出てるわけでも何でもないですからね。正確なことは..」
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大江
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「“一念、岩をも通す”みたいなところがあるんですかね?」
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中島
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「そうね。私としては、基本的に体力は付けた方が良いっていうのはあるのね」
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大江
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「ああ、それはありますね」
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中島
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「うん。この商売、ほんと体よ。とか思うのと(笑)。後、まあ、これも体ではありますけど、唄う方だったら、咽のコントロールの仕方を出来ることなら先生なり、先輩なりに聞いて損は無いと思う」
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大江
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「デビューする前ねえ。僕も行きましたよ。そういう教室に」
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中島
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「うん。私もアマチュアで、ずっとやってきて。で、とあるオーディション云々やってた時に、自分の唄い方はコレなんだから良いんだと思ってずっとやってて、“その唄い方でやると咽、潰しますよ”って言われた時にムカーッときましたけどね。“うるせー、お前に言われる筋合いはない”とか思ったけど。言われて、その呼吸法とか練習して、後で良かったと思いますもん。確かにアレでやってたら“声潰すなあ”ってのが、後になって判りましたからね。まあ、唄い続けるとか、自分で唄いたい音程の音を出すための方法ってのは、あるわけで。その為に自分の感性まで動かされる必要はないけれども、咽のコントロールの仕方っていうのは知ってて損は無いなあとつくづく思いましたね」
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大江
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「何か、脳天から突っ切って出てるような感覚ってステージやっててありますよね?」
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中島
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「うん。何か、体が共鳴するのね」
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大江
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「で、大げさな話、お客さんも一緒に共鳴してるような感じするときってありますよね?」
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中島
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「ある、ある、ある。空気と一緒にビーンと共鳴するのね。ある、ある」
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大江
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「俺、一回ね。共鳴しすぎて、弾き語りで歌詞忘れた事あります」
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中島
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「私、共鳴しなくても忘れますけど。スイマセン(笑)」
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大江
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「そう言えば、この間、一ケ所違ってた所ありました」
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中島
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「私、毎日、歌詞が違うということでは、自信が..(笑)」
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大江
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「じゃあ、話を替えましょうか?」
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中島
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「はい」
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