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19 |
◆ |
大阪のステージで転倒 |
01:46 |
中島
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「いや、転んだって言えば、私、大阪のフェスティバルホールでコンサートやった時にね、大の字に転んだんですよ(笑)」
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大江
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「大阪のステージですか?」
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中島
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「あの〜、立ってる所の後ろがね、階段で。階段の上で唄ってたんですよ。で、足下にネットが張ってあったのね。それにヒールが入っちゃったんですよ」
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大江
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「それは、落ちる事を想定するネットのじゃないんですね?」
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中島
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「じゃないんです。あのー、見てくれだけで。そのネットに足、突っ込んじゃって(笑)。で、にっちもさっちも行かなくなっちゃって」
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大江
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「お客さん、気づいたんですか?」
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中島
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「その段階で、たぶん、後から思えば気ィついてたようですね。で、バカ乗りの曲ですからねえ、こっちも焦ってんですけど取れないんですよ。ほんで、階段から“ダーッ”て後ろへ落っていっちゃったわけ。消えたのよ。お客さんからしてみれば。一瞬にして。で、“ダーッ”と“アレっ?”と思ったら、私、天井が見えるんですよ。“変だなあ?今までお客さん見えてたのに、どうして天井見えるのかなあ”と思ったら大の字になってたの。階段の下に転がってたのね」
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大江
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「じゃあ、その間、ソロかなんかやってんですか?」
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中島
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「その瞬間に全てのミュージシャンが、皆、ソロを取ろうとして、わやくちゃになった(笑)」
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大江
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「満面、笑みで。...」
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中島
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「で、天井見ながら考えたんですよ。“どうやって返り咲いたら良いだろう?”って(笑)。にじり上がったんですよ。やっぱり。仕方なく。でね、上がって、“いやあ、笑われるかなあ”と思ったら、笑わないんです。大阪のお客さんは。で、何ごとも無かったように手拍子で、ずーっと聴いてんですよ」
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大江
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「そういう演出だと思ったんじゃないですか?」
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中島
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「で、歌、終わってね。“うわーっ、大阪の人たちって、あったかいなあー”と思って。で、“まさかな”と思いつつ、“見た?”って言ったら“見たでーす!!”(笑)...大笑いがきて。大阪の人ってこういうもんなんだなあって。“ううん。見ない”なんて言わないの」
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