中島みゆき研究所 Miyuki Nakajima Lab
総合案内 音楽作品目録 文献目録 TV・ラジオ・映画 中島みゆき掲示板 アイコン
略歴・管理人室 活動年譜 公演記録 美術館・写真館 リンク集
テレビ・ラジオ・映画/ラジオ/出演番組
2023/02/27 更新
スーパーFMマガジン・中村正人のNORU SORU
正人の美女対談
放送局 TOKYO FM 提 供
放送日 1992年1月6日(月) 時 間 25:00-27:00(40:09)
司 会 中村正人 出 演 中島みゆき
:楽曲  :トーク  :MCほか  :CM  :不明 
Tr. Title Time
23 ラジオへの想い 03:41
中村   「かつては月曜のオールナイトニッポンで。現在は、NHK-FMのDJをなされてますけど」
 
中島   「はい」  
中村   「僕らはアーティストの部分からラジオっていうもので表現はしてるんですけれども。何か、ラジオっていうものに関して、みゆきさんが思ってる事ってありますか?」
 
中島   「ラジオは..。アルバムとか出してると時差がやっぱり出ますからね。こっちから投げかけたのと、返ってくるのとね。そういう時間を要するものもあるけれども、タイムリーなやり取りっていうものも、場として欲しいなと思ったもんですから。そういう風にラジオを捉えていきたいと思ってます」  
中村   「でも、ホント、すぐに反応が返ってきて、とても面白いですよね。例えば、コンサートやったらすぐにリアクションが返ってきて、“昨日のコンサートは”っていう風に、なりますもんね?」
 
中島   「うん、そうですね。有り難いですよね。うん。空回りしないで済むもんね。そういうのって」  
中村   「で、そういうのを聞いて、“そういう風に見ている人がいるんだあ”とかね。“これは評価されてるなあ”とかね」
 
中島   「そう。コンサートなんかでね。コンサートツアーでもそうだし、夜会やっててもそうだけれどもさ。ほら、一応専門的な見方をする人とか、自分はこういう事の判断をすることは馴れてるんだって人達が、全然わかってない事言うとか、書く場合ってあるわけ。何か、自分の方に理解力が無いのに、自分は全ての判断の基準であるみたいな物の書き方して、それを読む人は迷っちゃったりする事ってあるわけじゃない?そういう人がいるのに比べて。“何でこいつら、こういう事わかんねえのかなあ”って思う時に。年とか立場とか全然関係なく。例えば、50歳の“偉い大評論家だ。私は”みたいな人が、“全然わかってないじゃん。コイツ”ってな記事が出たりした時に、13歳くらいの子から、ビタっと、こっちが言いたかったポイントを。“よくわかんないんだけど...”。言葉は、そんな難しいこと言ってくるわけじゃない。“よくわかんないんだけど、私はこんな気がした”って来ることが..。“これを言いたかったのよ!”って時があんのよね。救われるもんそういう時」  
中村   「すごく多いですね。でも、それが。逆に」
 
中島   「うん。救われるもん。“ああ、わかってくれる人がいる”って思えるもん。だから、どんなに偉い人に、違うじゃんっていうこと、なんぼ書かれたとしても、そういうものは部数の多い本なんかに載ればね、何万部も、そうやって違ったことって、出ていっちゃうことってあるけど、それでも、そういう一人の人がさ、“こんな気がするんで、私はこう思ったよ”っていうのが来ると、“ああ、わかってる人がいるんだよね。何処かに”って思えるじゃない」  
中村   「見てる人は、見てるんだと」
 
中島   「ねっ」  
中村   「そういう意味でも、ラジオのリアクションっていうのは、皆さんのお手紙やおハガキっていうのは、すごく心強いものになりますよね」
 
中島   「うん。ホントにね」
 

DREAMS COME TRUEの中村正人がパーソナリティを務める音楽番組にコンサートツアー「カーニヴァル1992」のリハーサル中の中島みゆきが新年最初のゲストとして登場。ニッポン放送「オールナイトニッポン」最終日の裏話、ラジオ番組への想い、結婚観などを番組に寄せられたハガキの質問に答える形で話した。

TV・ラジオ・映画/トップペーシ
TV・ラジオ・映画/目次
ラジオ
ラジオ/司会番組
ラジオ/出演番組
ラジオ/特集番組
ラジオ/楽曲使用番組
テレビ
コマーシャル
映画
blank
ホーム
blank

CategoryTop Previous Back Next PageTop
 
著作権 お問い合わせ サイトマップ 運営方針 サイト概要 バナー