中島みゆき研究所 Miyuki Nakajima Lab
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2023/02/27 更新
MIYUKI NAKAJIMA with“ EAST ASIA”(1)
音感人間・中島みゆき
放送局 BAY FM 提 供 清水建設
放送日 1992年10月5日(月) 時 間 24:00-25:00(1:00:58)
司 会 大伴良則 出 演 中島みゆき
:楽曲  :トーク  :MCほか  :CM  :不明 
Tr. Title Time
22 N.Y. パワーステーションスタジオ 02:24
大伴   「僕はねぇ..これ確か4年前になると思うんですが。このレコーディングは」
 
中島   「ああ、そんなになりますね」  
大伴   「88年ですね。これをある音楽誌のニュースで“中島みゆきパワーステーションでレコーディング”っていうのを見てね。パワーステーションスタジオっていうのは、ダリル・ホールとジョン・オーツとかね、そういった、特にニューヨーク系のミュージシャンがよく使ってたんですが。特徴としては、ファットな太鼓。レブ太鼓ですね。“ボーン”という広がりのある。それからビルの中のエレベーターでミキシングしたような不思議なエコーとかね。そういったものを言われてたもんですから、一体、そういう音をなぜ必要として..みゆきさんが..いらしたのかった不思議に思ってたんですが、アルバムを聴いた時には、“うん。なるほど”っていうかね。やっぱり、今日、いちばん最初に聞いたように、道具は何でも使うっていうか、そういった貪欲さみたいなものも感じましたけどね」
 
中島   「そう。私、ニューヨークに行くときにはね。想像してたのは、日本のスタジオで、どんどんコンピューターとか、そういう電気楽器を使ってやっていくことのもっと先端をやってることは、ニューヨークにあるんじゃないだろうかと想像はしてたんですけど。行ってみて、逆に思い知らされたのは、機械だけで片付けようとするんじゃなくて、機械でできることを生身を使ってやれない訳はないという彼らのバイタリティに圧倒されましたね」  
大伴   「ふ〜ん。肉体的なバイタリティっていうか、そういった部分ですかね」
 
中島   「それがパワーステーションにはありましたね。何とビックリしたことに。で、最終的に出てくる音がね、日本のコンピューターでやってる音よりも、もっと..何て言うか...生音ではないような音が出てくる場合も多い訳ですけどもね。どうやって作ったんだろうみたいな音がいっぱい出てくる訳ですけど。それを作るための途中のやり方っていうのが、意外とダンボール叩いてたりするんです。これが」  
大伴   「ダンボールを?」
 
中島   「うん。だから、それを、きっとパワーステーションではコンピューターでやってるに違いないんだから、日本人もコンピューターでやれるはずだって言って座ってるだけじゃいけないんだなぁっていうのを思い知らされて帰ってきました」
 

中島みゆきをゲストに迎えニューアルバム『EAST ASIA』を4夜にわたって特集。第1夜のテーマは「音感人間・中島みゆき」。音楽評論家の大伴良則が、アレンジ、レコーディングなど中島みゆきのサウンドの秘密を聞いた。

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