Tr. |
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02 |
◆ |
肩書きは“ソングライター” |
01:54 |
大伴
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「ちなみに、一番最初に聞きづらいことを聞いてしまいますが。何て呼ばれるのがいちばん良いですか?肩書きとして」
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中島
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「肩書きですか!?」
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大伴
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「仮に、中島みゆきさんっていうのはもう名前も顔も、もう名刺の必要のない人ですから、名刺に肩書きをする必要は無いって人なんですけれど、一つだけ選んで自分で名刺を作ってみようかな、何ていうことになると」
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中島
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「何だろうなあ。う〜ん。今のところは、やっぱり、ソングライターとして言いようが無いでしょうね」
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大伴
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「ソングライター、中島みゆきと。そうなると、歌を唄ってる中島みゆきの姿っていうのは、あんまり前に出て来ないんですが」
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中島
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「あの、唄うことと書くことがあんまり遠い意味で無いんですよ。私にとっては。書くことはつまり唄うことに直結してるもんですから。私の場合は。“WRITING”の中に“SINGING”も入っているようなつもりなんで」
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大伴
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「書く作業の一番最後の姿が、あの声を出して唄ってる姿っいう風な意味ですか?」
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中島
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「そうです。譜面に書くっていうことと同じように、声に出していくのが、表し方なんです。譜面に書くだけじゃ目でしか見えないでしょ?だから、それを耳にも聴こえるようにすると音になるっていうことで」
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大伴
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「ふ〜ん。何か、目からウロコが落ちたような(笑)」
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中島
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「拾いましょうか?(笑)」
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