Tr. |
Title |
Time |
09 |
◆ |
ボイストレーニング |
01:52 |
大伴
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「ニューアルバムの『時代』から聴きました『孤独の肖像1st.』」
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中島
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「もう一つ言っていい?」
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大伴
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「ええ。どうぞ、どうぞ」
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中島
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「当時ねえ。この曲書いてね。唄えなかったの」
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大伴
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「テクニック的に唄えなかった?」
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中島
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「ううん。音域的に」
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大伴
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「音域?」
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中島
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「音域超えて書いちゃったの」
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大伴
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「ふ〜ん。当時、ちゃんとした音域で唄えなかったってことは、今は歌えるってことですね?」
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中島
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「うん。音域があの頃とはだいぶ違いますから。えーと、88年ですかね。ツアー予定してたのをブッ飛ばしーで“すいませーんツアー止めた”と言って、スタッフの胃に穴が開いて。お客さんチケット握りしめて倒れまして。“中島は何処へ行ってしまったの?”といった時にですね(笑)」
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大伴
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「数多くの人が倒れたという(笑)」
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中島
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「途に倒れて中島の名前を呼んだんですね(笑)。で、その時に何をしてたかというと。自分の声に腹立っちゃったんですよ。ちゃんと出ないことに対する限界が。“耐えられないこの声”っていう感じで。で、もっと唄いたい。表現したいって為にだったら、ちゃんと作らないと駄目なんじゃないかと思いましてね」
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大伴
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「曲の方をですか?」
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中島
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「声を。体を」
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大伴
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「体を作り上げて?」
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中島
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「で、先生について。体つくって。咽つくって。声を出るようにしなおしたんです」
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大伴
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「いわゆるボイストレーニングをっていうか。そういったものをやったわけですか?」
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中島
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「うん。それと一緒に体作りの方の先生とかについてもらってね」
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大伴
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「へぇー。凄いですね」
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中島
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「その後ですね。夜会にも取り掛かることが出来たり。いろんなことが動き出したのは」
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