| Tr. |
Title |
Time |
| 03 |
◆ |
オリンピックでアルバイト |
01:28 |
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塚越
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「見る。聴く。憧れたとか。熱中した。青春時代ねえ。こんなビッグスポーツ・イベントっていうのは何でしょうねえ？」
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中島
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「自分が関わったっていう思い出で大きいのだとオリンピックかなあ」
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塚越
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「オリンピック？」
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中島
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「冬の。札幌であったでしょ？」
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塚越
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「札幌オリンピック。その時は大学生でしょう？」
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中島
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「そうです。バイトしてたからね」
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塚越
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「オリンピックのバイト？コンパニオン？」
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中島
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「そんなキレイなもんじゃない。ただの場内案内係です。だから、迷子になってこぼれちゃったお客さんを拾い集めて．．．」
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塚越
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「“どうぞこちらです”と？」
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中島
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「そうそう。あの時は、選手もどっか行っちゃうんで、集めてこなくちゃなんないんです」
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塚越
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「選手も？」
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中島
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「“何で選手がこんなとこ居るんですか？”っていうのを連れてこなくちゃならないんです」
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塚越
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「外国の選手なんかを？」
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中島
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「そうなんです」
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ゆきの
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「ジャネット・リンなんか有名だったんですよね？」
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中島
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「誰が出てたとか、どんなスポーツなんて全然見てる余裕無かったですからね」
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塚越
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「バイトしてたから」
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中島
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「お客の顔しか見てませんから、私。座席表とチケットしか見てないですから」
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塚越
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「じゃ、金のためにやったようなもんだあ」
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中島
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「その金でギター買ったんだもーん」
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塚越
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「ギターを？」
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中島
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「ギターが欲しくて頑張ったんだもん」
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ゆきの
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「それが初めて買われたギターですか？」
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中島
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「その前に持ってたんですけど、それはクラッシック・ギターだったから。フォークギターを買おうと思って」
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塚越
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「その当時はどんな曲をコピーしたり。フォークギターを買った頃は何でしょうねえ？」
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中島
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「メラニーっていう人が居ましたよね。あの人の曲は1、2曲コピーしようとして、コケたっていうのがありましたけどね（笑）」
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