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02 |
◆ |
アイドルはジャン・ポール・ベルモンド |
02:46 |
ゆきの
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「憧れたアイドル居ました?中島さん」
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中島
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「アイドルと呼べるかなあ?あのー、ジャン・ポール・ベルモンド。アイドルっぽい顔じゃないんだけど」
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塚越
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「ジャン・ポール・ベルモンド?ということは、子供の頃、映画を見て憧れたってことですか?」
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中島
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「ですね」
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塚越
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「アラン・ドロンじゃなくて、ジャン・ポール・ベルモンド?」
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中島
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「うん。アラン・ドロンよりはジャン・ポール・ベルモンド」
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ゆきの
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「でも、どっちかって言うとあの時代ね。高校生ぐらいだったみゆきさんは、どっちかって言うとGS?。そういうのは一切しなかったですか?コンサート行くとか」
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中島
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「別に聴かなかった訳じゃないし。“ああ流れてるなあ”良い曲は“良い曲だなあ”って聴いてたけども。コンサートなんかもね。うちの学校のんびりしてたんでねえ。学校によっては“絶対ああいうものは行ってはいけません”って学校もあって、そんでも、そう言われれば言われるほど見たくて、先生の目盗んで行って卒倒したり、いろいろありましたけど。うちの学校は“どうぞなんぼでも行ってください”っていう学校だったんで。何かそう言われると“別に焦って行かんでも”とかいう気になったりして」
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塚越
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「これは今にも通じるんじゃないですか?校則がやたら厳しい学校の方が、余計行きたくなっちゃってねえ」
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中島
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「“見ちゃダメですよ絶対に”って言われると、何か良いことあるのかなって思うじゃないですか?すごく」
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塚越
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「じゃ、自由な学校に育ったから別にGSに夢中になる訳でも無く。映画俳優が日本では誰かっていうことも無く」
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中島
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「生身の。隣のクラスのアータラちゃんの方がカッコ良いなあとかいうのが...」
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塚越
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「生身の男の方が、月刊明星や月刊平凡のグラビアよりも良いと?」
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中島
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「カッコ良いなあって思ったの」
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ゆきの
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「じゃあ、『今日も元気だ男が旨い』っていうのはこのへんから始まってる訳ですね?
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