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24 |
◆ |
香港のレコード店でパニック |
01:12 |
小俣
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「あっ、香港と言えば。香港に行ったときにですね。ブラりとレコード店に行ったでしょう、みゆきさん?」
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中島
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「おう」
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小俣
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「そこでファンの方が、“あっ!中島みゆきが来てる”っていうんで、大パニックになってですね。ところが、親切なみゆきさんはですね、全員にサインをしてあげたんですって」
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中島
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「全員はしなかったですよ」
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吉田
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「ハハハハ。さめた声でいきなり」
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中島
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「どうしてそんな話に?だから私、自分のアルバムが向こう盤で売ってるのはどんなもんなんだろうと、買いに行ってみようと思って、わざわざ自分の売ってるコーナーにボウと立ってるって、後で言えばバカみたいなこと」
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吉田
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「でも、周りはビックリするわね」
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中島
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「でもって、何人かの人が気付いて“ああそうですか”って言ってたらですね、レコード店の方っていうのは、だいたいの場合はですね、“あっ、すいません。本人プライベートで来てますから、ちょっとソッとしておいてあげましょうね”ぐらい言ってくれると思ったら違うんですよ、向こうの場合。呼び込んじゃう。“今、中島みゆきのCDをお買い求めになると本人がそれそこにー!”」
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吉田
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「でも、もし俺がその店の人間だったらそうするよ」
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小俣
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「それは利用しますよ」
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中島
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「やるもんだ...キリないから、あたしゃ帰ってきましたよ」
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吉田
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「ああ、そうですか」
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中島
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「はい」
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吉田
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「お前、よく知ってんな、そんなことね。恐い女だなぁ」
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中島
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「在庫ある限り、あれやるんじゃないかと思って」
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