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◆ |
失恋したらひたすら寝る─井上陽水と同じ |
01:32 |
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渡辺
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「みゆきさん、あとね、いろいろ失恋の歌で慰められてる人多いと思うんですけど、みゆきさんご本人は、すっごい辛いことあったりとか、失恋でもいいんですけど、どうやって立ち直るんですか？ 癒します？」
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中島
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「わたし？ あのね、ひたすら寝る」
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渡辺
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「寝ます？」
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中島
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「うん。あのね、かつて、井上陽水さんと話した時に、“ああ、同じね”って言ったことあったんだけど、もうどうしても急いで、考えなきゃならない深刻な問題とか、気持ちが沈んで“何とかしなくちゃ。でも、考えなくちゃ”・・・・・“取りあえず、寝ようか”（笑）」
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渡辺
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「そこ行きます？（笑）」
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中島
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「取りあえず、寝ちゃおうかな」
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渡辺
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「眠れない。食べられないってことは、あまり？」
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中島
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「ない！」
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渡辺
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「ない。あっ、そう」
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中島
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「うん！」
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渡辺
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「大丈夫？」
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中島
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「困れば、困るほど、眠くなる」
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渡辺
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「ほう。それは美しく泣きながら寝るっていう。泣きじゃくりながら寝るとか、そういうシチュエーションになるんですか？」
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中島
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「ううん、ただ、ヨダレ、ダラーッ。ハハハハ」
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渡辺
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「でもね、寝る時、出るんですよねー」
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中島
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「ねー。下向いて寝るとヤバイですよね」
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渡辺
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「そうそうそう。電車の中とかで」
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中島
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「電車の中で．．．．．ズルー（ヨダレをすする音）」
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渡辺
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「そうそう。すすっちゃったりしますもんね。でも、陽水さんが、玉砕っていうのも怖いですよね？いま、ちょっと一瞬、想像しちゃったんですけど」
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中島
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「陽水さんは玉砕しないでしょ。あの人は」
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渡辺
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「ですよね？」
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中島
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「たぶんね」
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渡辺
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「玉砕しそうもない」
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中島
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「しそうもないですよね。玉砕する前に、一応、捉まえてから・・・（笑）」
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渡辺
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「今度、聞いてみよう（笑）」
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中島
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「っていう感じですよね」
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渡辺
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「ちょっとね、来ていただけるかどうか。伺うのも、ちょっと怖いですけど、聞いてみます（笑）」
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中島
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「聞いてみてください」
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渡辺
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「はい（笑）」
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