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Time |
23 |
◆ |
中島みゆきの座右の銘 |
02:16 |
坂上
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「ここで恒例の質問です。中島みゆきさんの好きな言葉とか座右の銘、ございますか?」
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中島
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「な〜い」
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坂上
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「ハハハハ。...無いかぁ」
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小林
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「そうか、無いんだ」
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中島
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「いや、さっきからずっとね、こういうこと言ったら困るだろうなぁ。聞いた方は困りますよね。え〜?どうしたらいいんだろう...いや..でも..困らせちゃおうみたいな。無いんだもーん」
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小林
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「ホントに?」
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中島
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「うん。ていうかね、言葉自体、意味っていうのは、使う人次第で、どんなもんにでもなっちゃうような気がするのね。そうすると、何か、自分で使っても、その日その時の気持ちなり、ちょっとした天気なりでも変わっちゃうような気がするんで、この言葉っていう風にどうも限定できないんですよね。だから、言葉って言っちゃえば、そりゃあ、全部と言ったら全部です、可能性という意味では、もう言葉全部好きっていうか、凄く期待するものでありますけれどもね。私が、尻尾捕まえたと思ったさきからふわぁ〜ともって大きいものに広がってっちゃうようなね。取り留めのないものですね、私にとっては。言葉自体はね」
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小林
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「言葉にならないんでしょう。一つの」
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中島
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「ならないですねぇ。言葉にしたと思ったさきから、また違う意味が、ふわぁ〜っと“違わーい”って、何か広がってくるようなね」
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