中島みゆき〜歌・言葉・時代 |
放送局
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NHK-FM
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提 供
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?
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放送日
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2000年11月23日(木)
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時 間
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15:00-18:00(16:20-18:00/1:36:55)
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司 会
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田家秀樹
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出 演
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中島みゆき
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♪:楽曲
◆:トーク
●:MCほか
□:CM
*:不明
Tr. |
Title |
Time |
64 |
● |
中島みゆきとの出会い |
01:41 |
田家
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「初めて中島みゆきさんにお会いした、彼女を見かけた時のことは、今でも鮮明に憶えてます。週刊誌のですね、フリーのライターの人たちが集まって行った集会、イベントだったんですが。そん時にゲストで出ていた、今は亡き作家の中上健次さんがですね、これが、いま俺が最近いちばん気に入ってる歌なんだということで、『アザミ嬢のララバイ』をですね、唄って、みゆきさんをステージに呼んだんですね。それで二人でデュエットしたという場面だったんですが。そん時のみゆきさんはですね、ジーパンをはいて、ひっつめ髪で、とても清楚な女の子でした。あれから二十数年たちます。中上さんも今は亡くなってしまったわけですが、「夜会」を彼は、観てたとしたら、どういう風に言っただろうかなぁと思ったりしました。そういう意味では、音楽をやってた、音楽の人たちがですね、言葉の表現という意味で、今までの作家の人たちと同じような所でですね、とっても重要なことを担っているんではないか、そういう時代に来ているのかもしれません。みゆきさんの「夜会」の10年、それから今年の「夜会」。もうすぐ観に行くんですが、観たりするとそういう思いを強くします。寺山修司さんという詩人がですね、“人は一生に一回だけ詩人になる”という風に言いました。この番組を聴いて、それから、みゆきさん歌を聴いて、ちょっとでも詩人になって頂けたらとしたらとても幸いだなぁと思ったりします」
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中島みゆきのニューアルバム『短篇集』を特集する特別番組。「言葉と音楽」をキーワードに、前半は中島みゆきを含め70年代以降に登場したアーティストたちの曲を紹介しながら日本のポップスの変遷をたどり、後半は中島みゆきをゲストに迎え、ニューアルバム『短篇集』「夜会VOL.11 ウィンター・ガーデン」などについて音楽評論家の田家秀樹が聞いた。
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