| 中島みゆきの世界 |
高本茂 |
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不治の病「みゆき熱」/30年近くにわたり、多くの人々の心をとらえてはなさない、中島みゆきの歌。─その魅力の深層に迫る。/半生をかけた中島みゆき論!/「傷ついた翼」から「地上の星」まで〜異色の証券学者が渾身の力で語る白熱の論稿
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【発行】2004.1.30/近代文芸社
【ISBN】4-7733-7106-4
【価格】¥1,800
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【分類】評論
【総頁】202(1〜202)
【判型】B6(195*135)
【写真】0(0)
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【目次】
| はしがき |
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| 第1章 関係性への祈り〜中島みゆきの世界 |
9 |
| (1)みゆき熟 |
9 |
| (2)昔見た光景 |
13 |
| (3)歌い続ける根拠 |
17 |
| (4)悲しみの果てに |
21 |
| (5)空白と狂熟 |
25 |
| 第2章 『家なき子』主題歌論〜<愛>の原型について |
36 |
| (1)ある内的偏執 |
36 |
| (2)「空と君のあいだに」論 |
40 |
| (3)「旅人のうた」論 |
45 |
| 第3章 不可能性の<愛>を求めて〜中島みゆきの闘い |
51 |
| (1)宿命と表現 |
51 |
| (2)喪失からの出発 |
57 |
| (3)魂の遍歴 |
65 |
| (4)「片想い」の(対幻想)性について |
81 |
| (5)不可能性の<愛>を求めて |
88 |
| (6)放射する<愛> |
97 |
| 第4章 現代詩の中の中島みゆき |
107 |
| (1)詩の現在─<修辞的な現在>以降 |
107 |
| (2)言葉と声 |
115 |
| (3)谷川俊太郎─中島みゆきの<詩>の底流を求めて |
124 |
| (4)初発の原風景 |
136 |
| 第5章 「命の別名」論〜無名性と栄光 |
151 |
| 第6章 「春なのに」論 |
161 |
| 第7章 愛と孤独の果て〜中島みゆきの現在 |
167 |
| (1)子守歌的なるもの |
167 |
| (2)「遠い、手の届かない世界の幸福」 |
175 |
| (3)空無と欠損 |
184 |
| (4)「地上の星」をめぐって |
195 |
| 初出一覧/引用・参考文献/引用歌詞一覧 |
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