発行日 |
書 名 |
状態 |
1979.05.01 |
ロマンチック街道
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【著者】虫明亜呂無
【出版】話の特集
【分類】その他
【撮影】
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競馬や音楽評論などで知られる故・虫明亜呂無のエッセイ集。著者が中島みゆきと初めて会った時、中島みゆきが「若いとき、メラニーに一番影響を受けた」と語ったことが紹介されている。メラニーは、'70年代初期にアメリカで活躍したフォークシンガーで、代表曲には『LAY DOWN』『PEACE WILL COME』『RUBY TUESDAY』などがある。
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◎ |
1980.03.25 |
戒厳令の夜(下)
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【著者】五木寛之
【出版】新潮社
【分類】その他
【撮影】
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内戦下のスペイン、戒厳令のチリを舞台に壮大なスケールで描いた五木寛之の代表作。文庫版下巻のあとがきに「巷に中島みゆきの『むかし流行った歌がもういちど流行る』というメロディーが流れ、...」という『りばいばる』の歌詞を引用した一節がある。
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◎ |
1983.03.20 |
暴走の光景(1)テレビの中から見る
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【著者】筑紫哲也
【出版】すずさわ書店
【分類】その他
【撮影】
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ニュース・キャスターとしても活躍しているジャーナリストの筑紫哲也が雑誌などで発表した評論、対談などをまとめた「暴走の光景」シリーズの第1弾。巻頭の「はじめに」の結びで、“巷に流れる詩が社会を射抜くことがある”として中島みゆきの『美貌の都』の歌詞の一部を引用している。1988年9月に朝日新聞社から「若者考現学」と改題して発売されている。
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△ |
1983.09.10 |
こんな女と暮らしてみたい
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【著者】高橋三千綱
【出版】角川文庫
【分類】その他
【撮影】
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「九月の空」で第79回芥川賞を受賞した作家・高橋三千綱の初めてのエッセイ集。第2章「こんな女を愛してみたい/22 心意気で美人に見える女」の中で、『彼女の生き方』の歌詞を引用、中島みゆきの作品と女としての魅力が語られている。
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◎ |
1984.02.01 |
現代詩文庫 80 藤井貞和詩集
今日の代表的詩人を網羅した唯一の詩集シリーズ
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【著者】藤井貞和
【出版】思潮社
【分類】その他
【撮影】
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鈴木志郎康が藤井貞和について書いた詩人論「白熱球体、それは彼の脳髄のことだ」の中に、藤井が旅の途中、中島みゆきのカセットテープを聴きながら歌詞を筆録していたエピソードが紹介されいる
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◎ |
1985.11.28 |
EV. Cafe 超進化論
進化の予感!
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【著者】村上龍+坂本龍一
【出版】講談社
【分類】その他
【撮影】
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作家・村上龍とミュージシャン・坂本龍一が現代日本を代表する5人の思想家をゲストに迎えて様々な疑問をぶつけた雑誌「IN・POCKET」連載の鼎談シリーズ。批評家の吉本隆明との音楽と言葉についての話の中で、吉本は中島みゆきを「演歌の天才」と絶賛し、坂本は「音楽を感情表現の道具にしている」などと評している。
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○ |
1988.02.05 |
バカにつける薬
【論争】術/「折々のバカ」、『ゴルゴ13』論争などで様々な分野に伸びるバカの魔手をあばき、沈滞する思想界にゆさぶりをかける。武装せる知識人・呉智英による戦闘への招待!!
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【著者】呉 智英
【出版】双葉社
【分類】その他
【撮影】
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第四章「愛の悲しみ」の中に、中島みゆきを新興宗教団体の開祖と比較した「中島みゆきは中山みきである」という評論が収められている。またその評論の最後に、『狼になりたい』を題材にした谷岡ヤスジの漫画「ギャグッテル」が掲載されている
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◎ |
1990.04.01 |
ことばはホウキ星 詩・ナイト&デイ
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【著者】井坂洋子
【出版】ちくま文庫
【分類】その他
【撮影】
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詩の入門書。「誰がいちばん可哀想?−中島みゆきの場合」の中で、『蕎麦屋』を取り上げ、現代詩に近づきながら“詞”の世界にとどまる中島みゆきの詞の力強さを解説
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1990.06.10 |
パソコン少年のコスモロジー─情報の文化人類学
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【著者】奥野卓司
【出版】筑摩書房
【分類】その他
【撮影】
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著者は甲南大学文学部社会学科助教授。「パソコン少年と中島みゆき」の項で、パソコン少年がなぜ中島みゆきを好むのかを分析している
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◎ |
1990.12.29 |
ありのまま主義宣言っ!─うどん屋の娘に国境はいらない
地球山手船は今日も出る
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【著者】辻元清美
【出版】芸文社
【分類】その他
【撮影】
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船旅を楽しみながら且つ「戦争の跡地をみて平和を考えよう」という主旨のツアー「ピースボート」を主催する辻元清美のエッセイ。巻末に雑誌「コスモポリタン日本版」(1990年8月20日号)に掲載された中島みゆきとの対談を収録。
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◎ |
1991.03.25 |
もものかんづめ
ついに出たっ抱腹絶倒エッセイ集!この一冊で“もう失敗なんて恐くないっ”
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【著者】さくらももこ
【出版】集英社
【分類】その他
【撮影】
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「ちびまる子ちゃん」で知られる人気漫画家・さくらももこの初エッセイ集。中島みゆきのファンとしても知られる著者が、OL時代に宴会の席で中島みゆきの『極楽通りへいらっしゃい』を歌い大失敗したことが「宴会用の女」という話の中で紹介されている。また、「明け方のつぶやき」の中にある“深夜のラジオ番組”とは「中島みゆきのオールナイト・ニッポン」のこと
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◎ |
1991.03.25 |
ひまわり 竹内銃一郎戯曲集
透視された関係!/いまや、くんずほぐれつ疾走するカンケイの「演劇」は解体し、虚構をまとってまた走る永劫回帰のガジェットマシーンとなる。/「関係とは虚構である」と竹内銃一郎はいう。
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【著者】竹内銃一郎
【出版】而立書房
【分類】その他
【撮影】
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3篇の戯曲を収録。その中の「伝染 泣きたいジャスミンおとこの夜」は、中島みゆきのアルバムのタイトルが各場の題名になっており(1「わたしの声が聞こえますか」/2「予感」/3「みんな去ってしまった」/4「おかえりなさい」/5「臨月」/6「Miss M.」/7「寒水魚」/8「親愛なる者へ」)、最後では『泣きたい夜に』が歌われる。尚、この戯曲は、劇団「秘宝零番館」によって1987年11月27日〜12月3日まで「ザ・スズナリ」にて上演された
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◎ |
1991.04.01 |
左岸より
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【著者】倉本 聰
【出版】理論社
【分類】その他
【撮影】
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1979年〜1989年までに雑誌・新聞などに掲載されたエッセイをまとめたもの。巻末の「あとがきにかえて」の中に、中島みゆきの『エレーン』を初めて聴いたときのエピソードが綴られている
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◎ |
1991.07.25 |
ナオコのどうゆー関係こうゆー関係
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【著者】研ナオコ
【出版】近代映画社
【分類】その他
【撮影】
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第5章「先輩関係/宇崎竜童さんと中島みゆきさん」の中で、中島みゆきと初めて会ったときの印象などが書かれている
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◎ |
1991.11.10 |
輝け!ご近所の星
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【著者】ねじめ正一
【出版】角川書店
【分類】その他
【撮影】
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直木賞作家で詩人のねじめ正一のエッセイ集。「中島みゆきの“詩”と“詞”」の中で、なぜ今、中島みゆきの詩(詞)集(「愛が好きです」)が売れて、現代詩の詩集が売れないかを、詩と詞の境でかろうじて詞の側にとどまっているという『蕎麦屋』を例に分析している
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◎ |
1992.01.30 |
カルチャー・スクラップ
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【著者】安原顕
【出版】水声社
【分類】その他
【撮影】
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雑誌「海」「マリ・クレール」などの編集者であった著者が、1983年〜1991年までに本、映画、音楽などについて書いたコラムを集めたもの。1990年11月21日、渋谷Bunkamuraシアターコクーンで行なわれた中島みゆきの「夜会Vol.2」の感想も収録されている。ちなみに、著者の安原氏は「中島みゆきの社会学」(青弓社)で「『うそ』と『ほんと』の中の真実」という評論を書いている。
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○ |
1992.09.15 |
親愛なる者へ シナリオ集
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【著者】野沢 尚
【出版】フジテレビ出版
【分類】その他
【撮影】
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中島みゆきも出演したドラマ「親愛なる者へ」のシナリオ集
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1992.10.20 |
現代詩文庫 104 続・藤井貞和詩集
待望の第2次刊行開始/今日の代表的詩人を網羅し 時代の言葉の可能性を最も遠くまで展望した 最大かつ最高度の詩集シリーズ
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【著者】藤井貞和
【出版】思潮社
【分類】その他
【撮影】
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中島みゆきと「源氏物語」の最後に登場するヒロイン“浮舟”を対比しながら、中島みゆきの作品を分析した詩論「歌の力と巫の力−浮舟から中島みゆきへ、中島みゆきから浮舟へ」が収められている。これは、呉智英の評論「中島みゆきは中山みきである」を受けて書かれたもので、雑誌「へるめす」(1985年12月号)に掲載された。『歌姫』、『アザミ嬢のララバイ』、『泥海の中から』、『おもいで河』の歌詞が引用されている
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◎ |
1993.01.25 |
別れの美学
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【著者】松本侑子
【出版】角川書店
【分類】その他
【撮影】
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テレビ朝日「ニュースステーション」のレポーターとしても活躍していた著者が、月刊「カドカワ」に連載した、別れの時を美しくすごすための失恋論。第4章「別れの悲しみに浸る快感〜中島みゆきの歌から」で、中島みゆきの詞をもとに別れた後のストーリーをシミュレートしている。使われている作品は 『さよならの鐘』『片想い』『勝手にしやがれ』『朝焼け』『われかうた』『おもいで河』『この空を飛べたら』『ダイヤル117』『わすれ鳥のうた』『時代』『さよならさよなら』『夜曲』『化粧』
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◎ |
1993.12.31 |
【レトロ読本】なつかしのミッドナイトDJ
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【著者】光栄出版部(編)
【出版】株式会社 光栄
【分類】その他
【撮影】
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かつて若者文化の代表的存在だった「オールナイトニッポン」「パック・イン・ジャーナル」「ミスDJ」「セイ!ヤング」などのラジオの深夜放送の歴史と数々のエピソードを関係者の証言などで振り返る一冊。「あかるい中島みゆき」では中島みゆきが1979年〜1987年までの約8年間パーソナリティをつとめた「中島みゆきのオールナイトニッポン」を紹介。当時のリスナーが深夜放送の思い出を綴った【深夜放送大好き!】「小島と私と谷山浩子」の中に中島みゆきに関する記述がある。
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△ |
1994.05.05 |
気怠い青
Lazy Blue─真夜中に口笛を吹く時、終わりのない憂鬱がリズムをとる。
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【著者】小屋敷修平
【出版】近代文藝社
【分類】その他
【撮影】
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詩人・小屋敷修平の第三詩集。青年の心象風景、哀感などをテーマにした28遍の詩の中に「中島みゆきへ」というタイトルの26行の詩がある。
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◎ |
1995.07.27 |
マインド・コントロールから逃れて/オウム真理教脱会者たちの体験
「信徒の皆さん早くこっちへいらっしゃい」/自ら「空中浮揚」を実践して教団の欺瞞をあばいた気鋭の弁護士と、父親(被害者の会会長)を毒殺されかけた元信徒が、全信徒救出の悲願を込めて緊急出版!/必読!オウム真理教を脱出した「17人の手記」
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【著者】滝本太郎
【出版】恒友出版
【分類】その他
【撮影】
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巻末の「資料」の中で、『時代』『空と君のあいだに』『ファイト!』の歌詞が紹介されている。
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◎ |
1995.09.30 |
筑紫対論 II
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【著者】TBS報道局 編
【出版】朝日ソノラマ
【分類】その他
【撮影】毎日新聞社
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TBS「筑紫哲也のニュース23」での対談を集めたもの。中島みゆきとの対談には「言霊を追う女神」というタイトルがつけられ、写真が1点使われている
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○ |
1995.10.04 |
余裕のない日本を考える
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【著者】吉本隆明
【出版】株式会社コスモの本
【分類】その他
【撮影】
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娘の“吉本ばなな”ともども中島みゆきファンとして知られる著者のエッセイ集。雑誌「marie claire」1991年11月号に掲載された中島みゆきと著者の対談が収録されている。
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◎ |
1996.01.09 |
黄色い雨
人類が大絶滅しようが地球が知らん顔で回っている。
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【著者】草薙渉
【出版】読売新聞社
【分類】その他
【撮影】
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「草小路鷹麿の東方見聞録」で第二回小説すばる新人賞を受賞した草薙渉のSF小説。ヒロインの“いつ子”がコンポでCDを聴く場面で、中島みゆきの『グッバイガール』の歌詞の一部(“汚れていく〜不埒でしょうか”)が引用されている。ちなみに、この“いつ子”は、中島みゆきがモデル。
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◎ |
1996.04.01 |
チェーン・スモーキング
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【著者】沢木耕太郎
【出版】新潮社
【分類】その他
【撮影】
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「深夜特急」で知られるベストセラー作家・沢木耕太郎のエッセイ集。この中の「鳥でもなく魚でもなく」という話の後半に、'84年、FM東京の「アウトドアスタジオ」で放送された、新宿のうどん屋での対談でのエピソードが紹介されている。しかし、ここに書かれている部分はO.A.されなかった。
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◎ |
1997.02.10 |
水辺のゆりかご
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【著者】柳 美里
【出版】角川書店
【分類】その他
【撮影】
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「家族シネマ」で第116回芥川賞を受賞した作家・柳美里が雑誌「月刊カドカワ」('95年6月号〜'96年9月号)に連載した自伝的エッセイ「夕影草」を改題してまとめたもの。劇団「東京キッドブラザース」のオーディションで『生まれた時から』を歌った話【p.168】をはじめ、『わかれうた』【p.147】、『りばいばる』【p.213】など中島みゆきの楽曲が随所に登場している
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◎ |
1997.04.10 |
さようなら、ギャングたち
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【著者】高橋源一郎
【出版】講談社
【分類】その他
【撮影】
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第一部「中島みゆきソングブックを求めて」の中に、“中島みゆきソングブック”という名前の人物が登場。「20世紀の3人の偉大な詩人」のひとりに、中島みゆきが挙げられている。1985年3月に講談社文庫から刊行されたものを底本として再刊行
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◎ |
1997.07.31 |
NOW and THEN 柳美里/柳美里自身による全作品解説+51の質問
この一冊で私を知ってほしい─知られたくない。/『家族シネマ』『水辺のゆりかご』
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【著者】柳 美里
【出版】角川書店
【分類】その他
【撮影】
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月刊カドカワに掲載されたエッセイなどをまとめたもの。「10 WINGS」を聴く(95年12月号)、音楽&映画「LOVE OR NOTHING」(97年4月号)収録
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◎ |
1997.10.02 |
オールナイトニッポン大百科
「オールナイトニッポン」のすべてがわかる本/放送開始30周年記念
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【著者】オールナイトニッポン友の会 編
【出版】主婦の友社
【分類】その他
【撮影】
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「オールナイトニッポン」30周年を記念して発刊。全パーソナリティのデータなどが収録されている。中島みゆきについては、短い解説と写真が2点(20周年の際の記念写真とマイクに向かっているスナップ)収録されている。
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◎ |
1997.10.23 |
映画日和
だから映画なんだ!/竹中直人が語る映画作り/岩松 了が描く「東京日和」/無類の映画好きで、俳優であり監督である竹中直人の抱腹絶倒の映画作り。「東京日和」が出来るまでの様々な人間模様から、監督こだわりの名場面まで、独特の映画術を大公開。笑いと涙が同居する人気脚本家・岩松了の「東京日和」シナリオ完全収録。
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【著者】竹中直人+岩松 了
【出版】マガジンハウス
【分類】その他
【撮影】三浦憲治・石井裕之・円山正史
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中島みゆきがバーのママ役で出演した映画「東京日和」(監督:竹中直人)のシナリオと監督へのインタビューを収録。中島みゆき出演場面のスナップと監督インタビュー「ユニークな顔、顔、顔」で中島みゆき起用の経緯などが語られている
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◎ |
1997.12.20 |
僕のヒコーキ雲 日記 1994─1997
結婚すること 父親になること 小説を書くこと 歌うこと そして……精一杯生きること/ほほ笑みの昼とほろ苦い夜、波瀾万丈の1000日
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【著者】辻 仁成
【出版】集英社
【分類】その他
【撮影】
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ミュージシャンで作家の辻仁成が、1994年から1997年までの個人的な出来事を日記風に綴ったエッセイ。1994年秋に中島みゆきの依頼で、ビデオ「ドキュメント夜会Vol.5」のナレーション録りをした時の模様が綴られている。収録を終えた辻は“僕も『夜会』の参加者の一人になったような気分であった”と感想を述べている。
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◎ |
1998.02.05 |
記憶の果て
本書は、先行作品に対する敬意ある挑発である。─京極夏彦
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【著者】浦賀和宏
【出版】講談社
【分類】その他
【撮影】
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第5回メフィスト賞を受賞したミステリー小説。主人公の友人の科学者・萩原は中島みゆきの信奉者で「彼女の歌は日本人の琴線に触れるね」(p.285)などと語る場面がある。
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◎ |
1998.04.25 |
不夜城
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【著者】馳 星周
【出版】角川書店
【分類】その他
【撮影】
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アジア屈指の大歓楽街・歌舞伎町を舞台にしたハードボイルド小説。中島みゆきの『ルージュ』をカバーしたフェイ・ウォンの『容易受傷的女人』が流れる場面が数ヶ所ある
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◎ |
1998.07.10 |
医学生
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【著者】南木佳士
【出版】文藝春秋
【分類】その他
【撮影】
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秋田大学医学部の四人の医学生の成長を描く青春小説。アパートで、ラジオカで中島みゆき(『時代』)を聴ながら酒を飲む交わす場面がある。時代背景を表す小道具として使われている。
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◎ |
1998.09.15 |
この国は危ない─子どものことは子どもに習え
コドモにとって、会ってうれしくなる大人、会って話をしたくなる大人は、いったい周囲に何人いるか。私がもしいまコドモだったら、少なくともこの本の二人には拒否しない。「なんだよ!」とか言いながら、会ってやってもいいぜと思う。 石坂啓
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【著者】斎藤次郎
【出版】雲母書房
【分類】その他
【撮影】
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現代を代表する論客2人の往復書簡の形式で現代の子供たちについて語られている。第49信「この国は危ない」、第50信「俄ひいきとナショナリズム」の中で、中島みゆきのアルバム『わたしの子供になりなさい』について触れ、『4.2.3.』の歌詞が引用されている。雑誌「ドリコム・アイ」1996年4月号〜1998年8, 9月号掲載
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◎ |
1999.01.20 |
もてない男─恋愛論を超えて
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【著者】小谷野 敦
【出版】筑摩書房
【分類】その他
【撮影】
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文芸、演劇、歴史、ジェンダー論など幅広い評論活動をしている著者が文学作品や漫画の言説を手かがりに著した独自の恋愛論。「恋愛を深めるためのブックガイド」に中島みゆきのベストアルバム『中島みゆきザ・ベスト』が挙げられている。
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◎ |
1999.04.15 |
コミュニケーション論 愛と不信をめぐるいくつかの考察
ポップスの歌詞やマンガを手がかりに問う、人と世界の関係
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【著者】後藤将之
【出版】中央公論新社
【分類】その他
【撮影】
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ポップスの歌詞やマンガなどから人と世界の関係を論じている。冒頭、中島みゆきの『真直な線』の歌詞が引用されている
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◎ |
1999.04.20 |
走るひとり親
子どもはあとからついてくる/筆一本、子ども三人養い育てること 朝から晩までパキパキワイワイ。元気と涙と愛情溢れる子育て奮闘エッセイ。お待ちかねの文庫化。
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【著者】森まゆみ
【出版】学陽書房
【分類】その他
【撮影】
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雑誌「谷中・根津・千駄木」編集人の森まゆみが、夫と離婚し、一人で3人の子供を育てる“ひとり親”の生活を綴った子育て奮闘エッセイ。離婚直後の孤独感に苛まれる日々を綴った「孤独の修行」(p.56)の中で、中島みゆきの『孤独の肖像』の歌詞が引用されている
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◎ |
1999.06.25 |
落下する夕方
愛しきれない、憎みきれない。ゆっくりなくしていく恋の物語。
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【著者】江國香織
【出版】角川書店
【分類】その他
【撮影】
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原田知世主演で映画化もされた恋愛小説。主人公の梨香が鼻歌を唄う場面、3箇所に中島みゆきの『キツネ狩りの歌』の歌詞が引用されている(p.31/p.36/p.249)
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◎ |
2000.03.30 |
3年B組金八先生 卒業アルバム 桜中学20年の歩み
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【著者】古沢 保
【出版】同文書院
【分類】その他
【撮影】
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人気テレビドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)放送開始20年を記念して出版された公式データブック。第2シーズン・第24話「卒業式前の暴力(2)」のディレクター・生野慈朗のインタビューの中で、中島みゆきの『世情』が挿入歌に選曲された詳しい経緯が語られている(p.142〜)。また、「歴代主題歌集・第2シーズン『人として』」の武田鉄矢解説の中でも『世情』について触れ「手柄を全部、中島みゆきに持っていかれました」と語っている(p.317)
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◎ |
2000.05.19 |
文庫本 雑学ノート [二冊目] 文庫王のごひいき文庫ものがたり
岩波文庫の表紙の二粒のブドウはどこへ行った?/とまらないとまらない“文庫王”の文庫あそび。
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【著者】岡崎武志
【出版】ダイヤモンド社
【分類】その他
【撮影】
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文庫本にまつわる様々なエピソードを綴ったエッセイ。小冊子「新潮文庫の100冊」の歴史をたどるコーナーに、1983年の中島みゆきのショートエッセイ「流行」の写真が掲載されている(p.248)。
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◎ |
2000.06.30 |
プロジェクトX 挑戦者たち 1 執念の逆転劇
NHK総合テレビ放送中(毎週火曜日・午後9:15〜)の『ブロジェクトX 挑戦者たち』待望の出版!
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【著者】NHKプロジェクトX制作班 編
【出版】NHK出版
【分類】その他
【撮影】
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中島みゆきが主題歌とエンディング曲を担当するNHK「プロジェクトX 挑戦者たち」から4つのエピソードをノベライズ。冒頭で、主題歌『地上の星』の歌詞が紹介されている
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◎ |
2000.08.30 |
プロジェクトX 挑戦者たち 2 復活への舞台裏
NHK総合テレビ放送中(毎週火曜日・午後9:15〜)の『ブロジェクトX 挑戦者たち』出版第2弾!
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【著者】NHKプロジェクトX制作班 編
【出版】NHK出版
【分類】その他
【撮影】
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中島みゆきが主題歌とエンディング曲を担当するNHK「プロジェクトX 挑戦者たち」から4つのエピソードをノベライズ。冒頭で、主題歌『地上の星』、エンディング曲『ヘッドライト・テールライト』の歌詞が紹介されている
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◎ |
2000.10.30 |
プロジェクトX 挑戦者たち 3 翼よ、よみがえれ
NHK総合テレビ放送中(毎週火曜日・午後9:15〜)の『ブロジェクトX 挑戦者たち』出版第3弾!
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【著者】NHKプロジェクトX制作班 編
【出版】NHK出版
【分類】その他
【撮影】
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中島みゆきが主題歌とエンディング曲を担当するNHK「プロジェクトX 挑戦者たち」から4つのエピソードをノベライズ。冒頭で、主題歌『地上の星』、エンディング曲『ヘッドライト・テールライト』の歌詞が紹介されている
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2000.12.20 |
テレビ芸能職人
テレビを裏で支える職人たちの職業秘話、そして真実のドラマ。/明かされる映像の手の内、TVの昨日・今日・明日
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【著者】香取俊介
【出版】朝日出版社
【分類】その他
【撮影】
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初期の中島みゆき作品のアレンジャーとしても知られる作曲家・福井崚が、第7章「劇伴とは引き算である」の中で、中島みゆきの曲をアレンジしていて思わず涙を流してしまった話、ポプコンの指揮をしていた時に中島みゆきを初めて見た印象、『わかれうた』編曲の裏話などを語っている。
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◎ |
2001.01.01 |
NHK文化セミナー 人間を探る/文化の深層心理学(下)
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【著者】きたやまおさむ
【出版】NHK出版
【分類】その他
【撮影】
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NHKラジオ第2放送で、2001年1月〜3月、毎週月曜21:30〜22:00(再放送:火曜11:00〜11:30)に放送される「NHK文化セミナー」のガイドブック。著者は、元フォーククルセダーズのメンバーで精神科医の北山修。第23回「旅としての人生を謳う」(p.119)の中で、中島みゆきの『時代』の歌詞の一部が引用され、巻末では『時代』の全歌詞が紹介されている
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2001.02.07 |
言葉の二十世紀 ハイデガー言語論の視角から
言語存在の深奥部/魅力的な例文を解きほぐしてここに明かされる言葉の秘密
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【著者】斧谷彌守一
【出版】筑摩書房
【分類】その他
【撮影】
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谷川俊太郎の詩や中島みゆき、DREAMS COME TRUEの歌の言葉などから例文を取りながら、できるだけ平易に論じた言語論。中島みゆきの『サッポロSNOWY』の歌詞を引用し、「雪」が意味するもの、その効果などが論じられている
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2001.03.05 |
言葉は静かに踊る
わたしは本に恋している!/人生の大切な一瞬一瞬に出逢った名著快著、百冊以上の感動をコレクション。柳美里にしか書けなかったブックガイド。
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【著者】柳 美里
【出版】新潮社
【分類】その他
【撮影】
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雑誌や書籍などで発表された柳美里の書評を集めたもの。中島みゆきのエッセイ集「ジャパニーズ・スマイル」の文庫版のために執筆した“解説”を「読むラジオ」と改題し、収録。
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◎ |
2001.03.10 |
成城だより 上
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【著者】大岡昇平
【出版】講談社
【分類】その他
【撮影】
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1988年に他界した作家・大岡昇平の“日記体エッセイ”。著者が出席した雑誌「現代詩手帖」の年末座談会で天沢退二郎から中島みゆきに関する発言があったのをきっかけに、ニューミュージックと『時代』『店の名はライフ』『わかれうた』などの中島みゆきの作品に触れ、感動したエピソードなどが綴られている
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◎ |
2001.09.01 |
眼が人を変える
イチローの眼はなぜよく見えるのか?眼と心は関係している。眼と使い方で自分を変える法。/イチローのビジョン・トレーナーによる「良い眼の使い方」
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【著者】田村知則
【出版】草思社
【分類】その他
【撮影】
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イチローをはじめとするオリックス・ブルーウェーブの選手のビジョントレーナーをつとめた田村知則氏とスポーツライター・小林信也氏の共著による「良い眼の使い方」。現実を見る眼を「外の眼」、意識に向ける眼を「内の眼」と定義し、その「外の眼」と「内の眼」のバランスが人の性格や行動に影響を与える実例としてニューミュージック界を代表する松任谷由実と中島みゆきをあげ、“ユーミンは「外の眼」と「内の眼」がつながっている、目の前にある現実の風景をしっかり見るタイプ。中島みゆきは「外の眼」と「内の眼」のつながりを取り外しするのが上手く、「内の眼」が圧倒的に強いのが特徴。歌詞には情景描写よりも感情表現が多い”などと分析している。
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◎ |
2001.11.15 |
喜怒哀楽のうた
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【著者】佐高 信
【出版】徳間書店
【分類】その他
【撮影】
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辛口のコメンテーターとしても活躍する著者が、与謝野晶子、石川啄木らの作品から井上陽水、中島みゆきの歌詞までを取り上げ、その時折の世相などを折込んだエッセイ。「語りかける『時代』」では、中島みゆきの『時代』を経済企画庁の雑誌にお役所言葉が変わらないことの皮肉として引用したエピソードを紹介。歌の手帖 編『私を支えたこの一曲』(青年書館)に掲載された『時代』に関する真摯な手記を引用し、役人へのショック用に使った自分を恥じている。最後に、「谷川俊太郎を卒論にした彼女は、やはり、ステキな悪女なのだろう」と結んでいる。
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◎ |
2002.01.20 |
女性学 Vol.9
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【著者】日本女性学会学会誌編集委員会
【出版】新水社
【分類】その他
【撮影】
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日本女性学会学会誌第9号。女性への暴力、セクシャリティー、ジェンダー教育などが専門の大阪府立島上高校教諭の藤田ひろみ氏が、中島みゆきの「夜会Vol.4 金環蝕」をフェミニズムの立場から分析している。
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◎ |
2002.03.29 |
SHINCHO MOOK 江國香織ヴァラエティ
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【著者】江國香織
【出版】新潮社
【分類】その他
【撮影】
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映画化もされた「冷静と情熱のあいだ」の著者として知られる江國香織の書き下ろし小説、エッセイなどを収録したムック。「わたしの好きなもの」で“名盤!邦楽CD”の第2位に中島みゆきのアルバム『グッバイ ガール』が選ばれている。ちなみに、第1位は小泉今日子の『ファンタアジェン』、第3位は甲斐よしひろの『翼あるもの』
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◎ |
2002.05.20 |
声
「命」「魂」「生」そして葬送の第四幕
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【著者】柳 美里
【出版】小学館
【分類】その他
【撮影】篠山紀信
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芥川賞作家で中島みゆきとも親交のある柳美里が、恋人・東由多加氏の死の瞬間から葬儀までの日々を綴った「私記」。初出「週刊ポスト」2001年11月23日号〜2002年3月29日号。177頁、柳が葬儀費用について友人と話している場面で、妊娠中に中島みゆきから「あからさまで失礼ですが、費用はまにあいますか。うつの気持ちでいる人に、がんばれと言ってはいけないといいますが、がんばれ 手伝うぞ なら言ってもいいと私は思います」という手紙を貰い闘病中の東氏が「この人はすごい」と言ったエピソードが語られている。
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◎ |
2002.06.10 |
プロジェクトX物語 vol.1
かつてない感動のドラマがあった。/NHKで放映されている人気ドキュメンタリー番組「プロジェクトX〜挑戦者たち」初のメイキング本が登場!!番組制作の熱い舞台裏をご紹介します。
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【著者】NHKプロジェクトX取材班(監修)
【出版】ぴあ株式会社
【分類】その他
【撮影】
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NHKで好評放送中の「プロジェクトX 挑戦者たち」の番組制作の舞台裏をスタッフへのインタビューなどで綴る初のメイキング本。編集の渡辺政男氏は、主題歌『地上の星』のバックに流れるオープニングタイトル作りの苦労を(p.98〜p.99)、中島みゆきファンのチーフ・プロデューサー・今井彰氏は、中島みゆきの楽曲起用のエピソードなどを語っている(p.104)。(2001年10月から雑誌「TVぴあ」に連載されたものをまとめたもの)
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◎ |
2002.08.30 |
言葉の力を贈りたい
言葉の謎・詩の秘密を解明する。/NHK「人間講座」の単行本化
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【著者】ねじめ正一
【出版】NHK出版
【分類】その他
【撮影】
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詩人・ねじめ正一が自分の好きな詩人、コトバの達人たちの魅力を綴った評論集。『この空を飛べたら』と『蕎麦屋』を取り上げた1983年「中島みゆきミラクルアイランド」(創樹社)初出の「詞のコトバ詩のコトバ」も収録されている。
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◎ |
2003.01.15 |
私のこころ
歩くことも、話すこともできなくても、誰よりも「幸せさがし」の上手な少女が詩を書いた。/それから35年のこころの軌跡
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【著者】榊原由美子
【出版】文芸社
【分類】その他
【撮影】
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脳性小児麻痺により四肢不自由となった女性が専用のジョイスティックで一文字一文字入力してつくった詩集。中島みゆきの作品に対する思いを詠んだ「中島みゆきの歌」という詩には中島みゆきの『怜子』『あばよ』『ひとり芝居』『化粧』などの作品が挙げられ、中でも一番好きだという『化粧』の歌詞が一部引用されている。
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◎ |
2003.03.25 |
あの人は十代二十代の時 何をしていたか
有名人180組の青春エピソード
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【著者】神一行
【出版】角川書店
【分類】その他
【撮影】
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人生の勝利者となった180組の人々が人生の岐路に立つ10代、20代の青春時代に一体何をしていたのかを、12歳〜29歳までの年齢別に紹介して行く「年齢年表」。20歳の項で、中島みゆきが「第二回 全日本フォーク音楽祭」に出場、入賞したものの谷川俊太郎の課題詩「私が歌う理由」に衝撃をうけプロデビューを断念したエピソードが短く紹介されている。
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◎ |
2003.04.30 |
現代日本の詩歌
詩の世界への招待/豊饒なことばの世界への誘い/谷川俊太郎、俵万智、田村隆一、吉増剛造、宇多田ヒカル…。深く豊かな表現によって時代に光芒を放つ詩人たちを解読し、「感性の現代史」を描き出す。練達の批評が語る詩の真髄。
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【著者】吉本隆明
【出版】毎日新聞社
【分類】その他
【撮影】
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2002年4月〜2003年4月まで「毎日新聞」に連載された「吉本隆明が読む現代日本の詩歌」をまとめたもの。中島みゆきと松任谷由実の詩の世界を取り上げた、2002年9月1日付「毎日新聞」に掲載された「中島みゆきと松任谷由実/都市の変化を背景にして」も収録されている。
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◎ |
2003.05.25 |
うたびとたちの苦悩と祝祭─中島みゆきから尾崎豊、浜崎あゆみまで
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【著者】万里小路譲
【出版】新風舎
【分類】その他
【撮影】
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山形県で発行されている同人誌「山形詩人」の創刊号(93年4月)から第39号(02年5月)まで断続的に連載された音楽論をまとめたもの。中島みゆきのアルバム『生きていてもいいですか』『EAST ASIA』、ビデオ『夜会1990』が取り上げられている。
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◎ |
2003.07.20 |
なぜか売れなかったが愛しい歌
歌たちよ、時代を超えて永遠に……
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【著者】阿久悠
【出版】河出書房新社
【分類】その他
【撮影】
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阿久悠が作詞家として手掛けた約5千曲の中から大ヒットはしなかったものの、なぜか忘れられない愛しい歌、50篇にまつわるエピソードを綴ったエッセイ(阿久悠の公式ホームページ「あんでぱんだん」に2002年4月〜2003年3月まで掲載)。日吉ミミの『世迷い言』が取り上げられ、作詞を引き受けた最も大きな理由は中島みゆきが作曲であることと述べている。
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◎ |
2003.11.30 |
まわり将棋は技術だ/先崎学の浮いたり沈んだり2
先崎、コンピュータに敗北す?/あの美人女流棋士が「女史」と呼ばれる理由は?/同世代の羽生、森内、佐藤が揃って欲しがるものとは?/才気爆発の人気棋士がときに軽妙、ときに真面目に、自在の筆で描く勝負の世界。/「週刊文春」大好評連載中!
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【著者】先崎学
【出版】文藝春秋
【分類】その他
【撮影】
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中島みゆきの熱狂的ファンの棋士・先崎学八段が「週刊文春」(2002年4月11日号〜2003年10月16日号)に連載したコラム「先ちゃんの浮いたり沈んだり」をまとめたもの。中島みゆきの紅白初出場について書いた「中島みゆき様」(2003年1月23日号)とパズル雑誌「ナンプレファン」(2003年8月号)に掲載された「愛する中島みゆき様の曲ベスト9」が収録されている。
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◎ |
2004.01.10 |
長城の中国史─中華VS.遊牧 六千キロの攻防
〈中華〉VS.〈遊牧〉二千年の攻防
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【著者】阪倉篤秀
【出版】講談社
【分類】その他
【撮影】
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秦の始皇帝の時代から明代までの万里の長城をめぐる中国史を解説した歴史書。景帝の後を継いで即位した武帝の時代に歴史に名を残すことなく死んでいった人々の役割について述べた部分で、中島みゆきの『地上の星』の「名立たるものを追って〜何処にあるのだろう」までの歌詞を引用している。
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◎ |
2004.04.01 |
笑芸人 VOL.14(2004年春号)
特集◎笑うラジオ マイクの達人たち/祝・ラジオビバリー昼ズ15周年
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【著者】高田文夫 責任編集
【出版】白夜書房
【分類】その他
【撮影】
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ニッポン放送「ラジオビバリー昼ズ」のパーソナリティとして活躍する高田文夫が責任編集する「笑芸人」シリーズの第14弾。「ラジオビバリー昼ズ」の放送15周年にちなみラジオでパーソナリティとして活躍するアナウンサー、タレントたちを特集。大正13年に溯るラジオ・バラエティ番組の歴史を振り返る「ラジオバラエティ興亡史」(文・川崎隆章)の中でニッポン放送の深夜番組「オールナイトニッポン」全盛時代のパーソナティの一人として中島みゆきが当時の写真とともに紹介されている。
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◎ |
2004.05.03 |
長井秀和オフィシャル・ブック/間違いないっ!
絵はいらない字だけで解る/全部他人事だと思って読んで下さい。笑えます。/積もりに積もった小言も集めりゃ本になる。読め。
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【著者】長井秀和
【出版】KKベストセラーズ
【分類】その他
【撮影】
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「間違いないっ!」のセリフで人気のコメディアン・長井秀和がステージ、テレビで披露したネタをまとめた公式“ネタ”本。「有名芸能人の話(4)」の中に、NHK「プロジェクトX」と中島みゆきを取り上げたネタが掲載されている。
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◎ |
2004.05.10 |
吉行淳之介エッセイ・コレクション4 トーク
中島みゆきから川崎長太郎まで/16人との丁々発止!全4巻完結。
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【著者】荻原魚雷(編)
【出版】筑摩書房
【分類】その他
【撮影】
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作家・吉行淳之介のエッセイ集「紳士」「男と女」「作家」に続く第4弾「トーク」は、雑誌などに掲載された様々なジャンルの人々とのトークを集めた対談集。巻頭に雑誌「女性自身」(1977年1月6・13日合併号)に掲載された中島みゆきとの対談が収録されている。
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◎ |
2004.06.09 |
連ドラ10年史〜ドラマアカデミー賞10年プレーバック〜
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【著者】
【出版】角川書店
【分類】その他
【撮影】
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テレビ情報誌「週刊ザテレビジョン」が1994年から1クール(3ヶ月)ごとに開催している「ドラマアカデミー賞」の歴史をまとめたムック。中島みゆきは、第1回『空と君のあいだに』(日本テレビ系ドラマ「家なき子」より)と第38回『銀の龍の背に乗って』(フジテレビ系ドラマ「Dr.コトー診療所」より)で主題歌賞を受賞、受賞のコメントが紹介されている。
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◎ |
2004.06.20 |
小泉純一郎を嗤う 佐高信の政経外科VI
自衛隊のイラク派遣、アメリカ追従の政策、見せかけの「改革」……/愚行を続ける小泉純一郎に、怒りと軽蔑をこめて─
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【著者】佐高信
【出版】毎日新聞社
【分類】その他
【撮影】
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評論家・佐高信が雑誌「週刊金曜日」「世界」「噂の真相」「サンデー毎日」「月刊社会民主」などで発表した最近の評論を集めたもの。「サンデー毎日」(2003年2月9日号)に掲載された、サラリーマンたちに支持され大ヒットとなったNHK「プロジェクトX〜挑戦者たち」とその主題歌でヒットチャートのNo.1になった中島みゆきの『地上の星』について書いた「【佐高信の政経外科(183)】闇に響くサラリーマンの“軍歌”<中島みゆきさんへの手紙>」が収められている。
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◎ |
2004.10.16 |
旅の途中─青春のさすらい 明日を探す旅
冷たくもあたたかい旅景色。時代を越えて歌い継がれてきた、青春の詩/そんなことばたちと写真が織りなす、ロードムービーのような写真集。
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【著者】瀬尾明男(写真)
【出版】ピエ・ブックス
【分類】その他
【撮影】瀬尾明男
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真冬の北国の風景写真とともに「冬」「旅」「青春」などをテーマにしたヒット曲の歌詞を添えた写真集。巻頭に中島みゆきの『時代』、巻末に『地上の星』の歌詞が掲載されている。
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◎ |
2004.11.15 |
怪物番組 紅白歌合戦の真実
こんな秘密があったなんて!/ベストセラー『童謡の謎』の著者が、国民的番組の舞台裏に迫る究極の紅白歌合戦版トリビア!/感動と発見の連続!もう一つの芸能史!
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【著者】合田道人
【出版】幻冬舎
【分類】その他
【撮影】
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NHKが毎年年末に放送している「紅白歌合戦」の歴史とその舞台裏のエピソードをまとめたもの。第53回紅白歌合戦に初出場した中島みゆきについても記者会見で発表された中島のコメントや当日の黒部ダムからの中継の様子などが紹介されている。
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◎ |
2005.01.31 |
ガラスの使徒
巨大レンズに復活を賭けた研磨職人の物語/はたして巨大レンズに再生のRの光は宿るか
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【著者】唐十郎
【出版】アートン
【分類】その他
【撮影】
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中島みゆきが歌占い師「糸子」役で出演している映画「ガラスの使徒(つかい)」(監督:金守珍/2005年公開)の原作となっている唐十郎書き下ろしの小説。雑誌「すばる」(集英社)に掲載された短篇「マラカス─消尽─」「牛丼」も収録されている。
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◎ |
2005.05.09 |
ダブリンの緑
文字への欲望、芸術家との交わり、本、美術館。詩人にして美術評論家の超個人的なこだわりによる造形と散文の旅。
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【著者】建畠哲
【出版】五柳書院
【分類】その他
【撮影】
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美術評論家で詩人の建畠哲(たてはたあきら)が雑誌などで発表したエッセイをまとめた著者初のエッセイ集。1992年4月「MUSIC TODAY 16」に掲載された、文学と美術の関係にも通じる音楽における曲と歌詞の関係、両者のあいだの反復(リフレイン)について中島みゆきの『土用波』の歌詞を例に説明している「リフレインの空白」が収録されている。
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2005.05.26 |
ヒット学─コンテンツ・ビジネスに学ぶ6つのヒット法則
「売れる○×」の生み方、育て方、実らせ方/ヒットへの近道がここにあります
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【著者】吉田就彦
【出版】ダイヤモンド社
【分類】その他
【撮影】
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大手レコード会社「ポニーキャニオン」で制作、宣伝を担当、中島みゆき、チェッカーズ、おニャン子クラブ、『だんご3兄弟』などの数々のヒットを手掛けた著者がコンテンツ・ビジネスで成功する秘訣を教えるビジネス本。エンタテインメント系コンテンツ・ビジネスのヒットの法則の第1「ミスマッチのコラボレーション」の実例として、テレビに出ないアーティスト・中島みゆきがテレビとタイアップして大ヒットした『浅い眠り』『空と君のあいだに』『旅人のうた』が挙げられている。
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2005.06.10 |
理想の教室 ポップミュージックで社会科
「ドナドナ」、中島みゆき、J・イアン。音楽、新発見。/「教える─学ぶ」ための新シリーズ「理想の教室」創刊!
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【著者】細見和之
【出版】みすず書房
【分類】その他
【撮影】
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現在、大阪府立大学人間社会学部助教授の著者が過去に同大学などで講議した内容を再構築したもの。中島みゆきの『時代』『4.2.3.』『地上の星』も“教材”として使われている。
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2005.07.10 |
哲学思考トレーニング
知的武装マニュアル!/権威や偏見にだまされず筋道立てて考えるコツを伝授。小手先のテクニックとはひと味ちがう思考ツール満載!
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【著者】伊勢田哲治
【出版】筑摩書房
【分類】その他
【撮影】
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分析哲学、科学哲学、倫理学などの哲学ツールを使って哲学的思考を日常の生活に役立てる術を解説した哲学書。架空の状況を想定して議論を行なう「思考実験」に、中島みゆきの『あした』の歌詞にある、自分たちが心以外のすべてを失くしただの猫になっても愛せるかという部分を例に挙げている。
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