魔女伝説─中島みゆき |
こすぎじゅんいち |
鏡の中の素描画家/こすぎさんの感性は いつも鏡の中に住んでいて そこに写る「人」や「事実」を おだやかに待ち構えている 彼はフェアで優しいから 写ったものをこけおどしに大デフォルメする事は絶対にしない ではどうするかというと愛情を下敷きに 本質の部分を 素描画にしてしまうのだ そこに美学が在る まず愛する努力から始めるという事は 強い勇気と意志が要る そうして生きていくこすぎさんの強い優しさは 否定したらそれについて語らないいさぎよさにつながる そんな清々しい人柄に僕はとても魅かれている とってもだ さだまさし
|
【発行】1982.07.22/CBSソニー出版
【ISBN】4-7897-0045-3
【価格】¥980
|
【分類】評論
【総頁】237
【判型】B6(190*126)
【写真】12(11)
|
【目次】
T 魔女伝説 |
5 |
第一章 歌の原風景を訪ねて |
7 |
第二章 妖精の歌が聞こえる |
21 |
第三章 詩人はいつか魔女になる |
67 |
U 魔女との愉快な対話 |
135 |
雷の大好きな“はっぴガール”は一日中、笑いっぱなしで…… |
136 |
新魔女の条件 |
142 |
中島みゆき歌・笑・法研究 |
152 |
ヒースの丘を歩きつかれてピアノからギターに持ちかえたのよ |
159 |
お子様ランチも寝そべりもアタシは徹底したいのよ |
173 |
60分1本勝負/時間切れ |
191 |
60分1本勝負/つけたし編 |
205 |
三人の中島みゆきが、情念の歌の世界をつくっている |
214 |
“生まれかわる”歌姫の予感 |
218 |
『寒水魚』について |
222 |
あとがき |
236 |
|