ダブリンの緑 |
建畠哲 |
文字への欲望、芸術家との交わり、本、美術館。詩人にして美術評論家の超個人的なこだわりによる造形と散文の旅。
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【発行】2005.5.9/五柳書院
【ISBN】4-901646-06-0
【価格】¥2,000
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【分類】エッセイ
【総頁】4(81〜84)
【判型】A5(195*134)
【写真】0(0)
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【目次】
度胸のド |
11 |
乗り過ごしてこそ |
15 |
三都夢物語 |
17 |
遅まきながらの“京都狂い” |
21 |
“部屋”の時代 |
27 |
部屋のエロス |
30 |
詩人の部屋 |
34 |
勇者たちの非常口 |
34 |
チューブとキューブ |
37 |
修業時代に“席”はない |
41 |
立棺 |
44 |
隣りのない家 |
47 |
薔薇の名前と桜男 |
50 |
不眠症のユリシーズ |
53 |
曜日のない暦 |
56 |
文字の欲望 |
59 |
森進一さま |
79 |
リフレインの空白 中島みゆき |
81 |
人形と人形師が向かいあう戦懐の一瞬ホリ・ヒロシ |
85 |
車中の格闘 |
87 |
幻想の社屋 |
89 |
私、今めまいしたわ |
92 |
美田を残さず 追悼 田村隆一 |
97 |
星野君のシルエット |
99 |
失われたパサージュ 新國誠一へのオマージュ |
103 |
読書日録 |
115 |
分断の力学 |
115 |
“純粋読書”の聖域 |
116 |
カタログ類ならではの価値 |
118 |
『宮川淳著作集』の復刊 |
120 |
『オブジェを持った無産者』赤瀬川原平 |
124 |
生きられた思想『シュルレアリスムという伝説』飯島耕一 |
127 |
紙のエロスに触れながら岡田隆彦・柄渾 斎詩画集展 |
129 |
葉書を、想像の王国へ『葉書でドナルド・エヴアンズに』平出 隆 |
133 |
作品と言葉『対論◆彫刻空間』若林奮・前田英樹 |
136 |
”何でもあり”の構造体『ブリューゲル、飛んだ』荻野アンナ |
139 |
勝手な視点ポール・セザンヌ「さくらんぼと桃のある静物」・狩野山楽「犬追物図」 |
144 |
ボードレールの写真批判 |
149 |
「芸術」を引きずりおろした天才たち |
155 |
ニヒリズムが生んだ神話 マルセル・デュシャン、アンディ・ウォーホル |
159 |
草間彌生 |
164 |
マルメラ 村岡三郎展 |
166 |
「傷ましき腕」とサインペン 岡本太郎 |
171 |
戦後史の不在 |
175 |
“物語る力”の奪還 |
178 |
美術館の戦略 |
181 |
美術館の時代のジレンマ |
187 |
展示の冒険 |
192 |
ダブリンの緑─あとがきに代えて |
197 |
初出一覧 |
204 |
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