放送局
|
ニッポン放送 [AM1242KHz]
|
放送日
|
1984年5月21日(月)
|
司 会
|
中島みゆき
|
時 間
|
25:00-27:00(1:38:43)
|
出 演
|
わたなべあけみ
|
制 作
|
【構】寺崎
【演】土屋
【音】柳
【補】菅原
|
提 供
|
【OP】ブルボン/ポッカコーヒー/キャニオンレコード/学研/BVDフジボウ/白泉社/日本ゴム/東京デザイナー学院/ブリヂストンサイクル/東宝東和/角川書店グループ
【ED】ブルボン/ポッカコーヒー/キャニオンレコード/東芝EMI/日本ヘラルド映画/KKベストセラーズ/松竹/角川書店グループ/モード学園/キングレコード
|
▽▼:企画名
◆:投稿
●:MC
♪:楽曲
□:CM
★☆◎:懸賞
※:不明(欠落)
[有名]:有名希望
[e]:エコー希望
Tr. |
Title |
Time |
04 |
● |
片平なぎさソックリの“アケミちゃん” |
|
|
中島
|
|
「そんで、あのー、まあ、椅子に座ってーの。
こちらが、どーの、こーの、と言ったら。いきなりですね。
あのー、ほとんど、民宿のおばさんみたいなお姉さんが出て来ましてね。
“あら、皆さんお着きですか?”
“お茶になさいます?”
“コーヒーになさいます?”
みたいな感じで。えらい生きのいい女の人が出て来て。
何事かと思って、顔を見ると、片平なぎさにソックリというですね。
で、その、片平なぎさが一生懸命、お茶入れてくれまして。
皆、感動なんかしちゃったりするわけでございますけれどもね。
この、片平なぎささんがですね。
“あら、中島さんですか?”なんて、
“好きなだけ。この放送局の中、見て回ってください”
“もう、ほんの数秒で端から端まで見えますから”
“わたし、ご案内しますから”
か、始まりまして(笑)。
ほとんど、民宿でした。
あっ、“おばさん”なんて言ったら悪いですね。
“お姉さん”“お嬢さん”でしたね。
もう、何たってボリュームが高いんですから。
本当に、ここの放送局って、日頃から、あんまり、あの、
ああいう声の大きいアナウンサーの方いらっしゃると、
ちょっとやそっとのボリュームじゃ、もう、
マイクも効かないじゃないかってぐらい。
凄い声。ほとんど『スチュワーデス物語』、
生で観てるって感じでしたけどね(笑)。
その、片平なぎさみたいな人がですね。
廊下のところにね。“ラジオ福島の顔”とか言ってね。
アナウンサーの人の写真なんか、ダーッと、格好つけてね。
ちょっと、斜に構えたりなんかして、ずっと貼ってあるんですよ。
その、片平なぎささんも、“アナウンサーです”って言ってたけど。
ないんですよ。写真が。
で、あれが、“ラジオ福島の顔”ということで、写真がないってことは、
ああ、この人は、“ラジオ福島の尻”なんだな。なんか思ったりなんかして。
見てたらですね。奥の方の。台所みたいな編成局の方からね。
“アケミちゃ〜ん!”か、何かいう声が聴こえると。
“は〜い。ちょっと失礼”か、何か。
ほとんど、キャバレーですね。って感じで(笑)。
アケミちゃんって、言うんですって。
で、その、アケミちゃんがですね。
あの、ポットか何か持って、バタバタバタバタとか、走っていくと。
その後でもって。後ろの方で、お茶入れてた別のアナウンサーに。
やたら、女性アナウンサー、多いんですよ。ここ。
そんで、別のアナウンサーの人がですね。
“ズデッ!”とか言って、転んだりなんかして(笑)。
スリッパ履いて、転ばないで欲しいんですよね。
で、持ってったポットの後でさ。
“あら、これ何かしら?”とか言ったら。
ポットって、ほら、最近のは押すやつですからね。
真ん中に、あの、井戸水すくい上げるみたいなパイプが必要なんですよ。
パイプだけ残していっちゃったりなんかして(笑)。
“あら、これ、どうしようかしら?”なんて。
後から、それ持って、片平なぎさが走ったりなんかしてるんですよね。
本当に、スゴい放送局なわけで、ございますけれどもね。
いやあ、いるんでしょうかね?まだ。
こうやって、しゃべってる間も」
|
|
|
|