Tr. |
Title |
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12 |
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明石家さんまってどんな人? |
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中島
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「そうですか。それ、実名でやってらっしゃるの?」
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さんま
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「いえ。実名ちゅうことはないですけど、一応、芸名..
あたし、明石家さんまっていうのは、芸名。
これ、本名ないんですよ」
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中島
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「その、明石家さんまさんって名前が、
でも、テレビのときに出るんでしょ?」
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さんま
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「はあ」
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中島
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「出演者のときに、ズラーッと」
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さんま
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「そうです」
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中島
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「はあ」
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さんま
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「何か、ご不審な点でも?...あります?
いや、僕たちね。...あっ。ああ、説明するの忘れてた!
僕、芸人なんです。ミュージシャンじゃないんですよ」
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中島
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「歌、唄ってなかったっけ?..あら?」
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さんま
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「歌は...」
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中島
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「唄ってるわよね?」
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さんま
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「5曲。...シングル・レコードが5枚。LP1枚」
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中島
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「所ジョージみたいな人と違うんだ」
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さんま
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「じゃないんですよねぇ」
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中島
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「ああ、そうなんだ」
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さんま
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「僕、どんな人かって。
そしたら、どう説明したらいいんでしょうかねぇ。
いろいろ混ざってるんですよ。東八郎さんとか、小松政夫さん...」
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中島
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「や、宿帳、書くとき、何て書くの?」
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さんま
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「“自由業”って書くの」
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中島
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「ああ、自由業ね。サービス業?」
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さんま
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「はい。そうにしときます。そうでしょうね」
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中島
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「そうなの。...う〜ん、ら、落語やる人?」
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さんま
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「はっ?」
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中島
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「違うよね(笑)...えっ?..違うの?」
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さんま
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「あのね。昔、そういう所に入ったことあるんですよ」
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中島
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「本当に?」
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さんま
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「はい。それ、ちょっと辞めさせられまして。
あのー、ちょっと、失敗して...」
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中島
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「ああ、そうなんですか」
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さんま
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「女性といっしょに、東京まで逃げてましたんです」
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中島
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「そうなんですか」
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さんま
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「はい。..ですから、テレビ出てる兄ちゃんでいいです」
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中島
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「あっ、テレビ出てる兄ちゃんね」
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さんま
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「はい」
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中島
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「あっ、そうか。わかった!よ〜し」
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さんま
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「あんた、本気?」
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中島
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「あたし、ずっと落語の人だと思ってたもん。だって」
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さんま
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「落語なんですけど。
“明石家”ゆう歌手、いてないでしょう?アイドル歌手で。
ジャニーズ事務所から“明石家”ゆうて、出てこないでしょう?」
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中島
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「ハハハハハ。そうよね」
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さんま
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「ほんと、そうですよ」
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